「九月」を生きた人びと

「九月」を生きた人びと

出版社: ころから
著者: 加藤 直樹
  • 1923年の関東大震災発生前の東アジア状況から虐殺事件50周年に建立された追悼碑のいきさつなど、広い意味での「九月」を生きる人びとを点描する一冊。
  • 関東大震災時の朝鮮人虐殺の関連書『九月、東京の路上で』『TRICK 「朝鮮人虐殺」をなかったことにしたい人たち』(ともに、ころから)で知られる、加藤直樹さんの新著。
    1923年の大震災発生前の東アジア状況から虐殺事件50周年に建立された追悼碑のいきさつ、そしてヘイトデモの勃興と抵抗まで、広い意味での「九月」を生きる人びとを点描する一冊。
  • はじめに 過ぎ去らない「百年」
    セクション1 朝鮮人虐殺の「百年」
    
朝鮮人虐殺と「杉並」の百年
    追悼するということ
    セクション2 「九月」を生きた人びと

    パルチザンの幻影
    "JAPANESE ONLY"と姜大興さんの墓
    義烈団・金祉燮が差し出した手
    映画『金子文子と朴烈』が描く虚実の妙
    「自由な街」で育って― 私の大久保
    大久保― レイシスト集団を包囲する人々
    中国人虐殺を生き延びた青年
    セクション3 「嫌韓」と虐殺否定論に抗して
    
「嫌韓」の歴史的起源を探る
    ラムザイヤー教授の「朝鮮人虐殺」論文を読む
    おわりに 「私たち」の百年を記憶する

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