新左翼と天皇 炎と爆弾の時代

新左翼と天皇 炎と爆弾の時代

出版社: 筑摩書房
著者: 井上 亮
  • 安保闘争、ベトナム反戦、内ゲバ、成田・三里塚、企業テロ、反天皇制闘争……。何が彼らを無謀な爆弾ゲリラへと駆り立てたのか。
  • 日米安保闘争、ベトナム反戦運動、内ゲバ、成田空港建設反対・三里塚闘争、企業テロ、反天皇制闘争……。何が彼らを無謀な爆弾ゲリラへと駆り立てたのか。
  • 何が彼らを無謀なゲリラ戦へと駆り立てたのか。
    激しい内ゲバ、市民を巻き込むテロ、そして反天皇制闘争へ。
    六〇年安保闘争、六〇年代末の全共闘運動、七〇年安保、七〇年代から八〇年代の成田空港反対の三里塚闘争では、反天皇制が主要なテーマになることはなかった。ところが昭和から平成の天皇代替わりに、新左翼の各セクトは封印を解き、反天皇制を最大のテーマに掲げて、炎と爆弾によるゲリラ闘争を展開した。内ゲバと市民を巻き込むテロに突き進んだ彼らの無謀な作戦、それに対する警備・公安警察。本書は暴力闘争の徒花を、現代史の一側面としてまとめる試みである。
  • 第一章 全学連と全共闘の叛乱
    第二章 暴力の嵐
    第三章 〈狼〉の自己否定と反日
    第四章 三里塚からの出撃
    第五章 攻防――九〇年決戦前半期
    第六章 怒涛――九〇年決戦後半期
    第七章 退潮

人気の社会/思想/経済書籍

クレジット表示/商標について
サイトについて