はじめての戦争と平和

はじめての戦争と平和

出版社: 筑摩書房
著者: 鶴岡 路人
  • みんなで話し合えば戦争は起きないはず? 本当にそうでしょうか? 国際関係の読み解き方を知り、これからの安全保障を考えます。
  • 話し合いができれば戦争は起きないはずだ。軍隊がなければ平和になる。本当にそうでしょうか? 国際関係の読み解き方を知り、これからの安全保障を考えます。
  • 話し合いができれば戦争は起きないはずだ。
    軍隊がなければ平和になる。
    …本当にそうでしょうか?
    「(…)人類はひとつだ、皆がちゃんと話し合えば分かり合えるはずで、そうすれば戦争など起きない、という考え方もあります。「話せば分かる」という発想ですね。これが広まれば世界が平和になりそうなものです。そう信じたい、願いたい気持ちもよく分かります。しかし、残念ながら現実にはなかなかそうなりません。」(まえがきより)
    そもそも安全保障とは、リスクをゼロにするような理想論ではなく、現実的なリスクを把握、管理し、対処することです。国際関係や防衛の問題のリアルな読みとき方を知ることは、戦争のない世界を目指すための土台となります。
  • まえがき
    第一部 世界をみる三つの視点
    第一章 個人を中心に考える
    第二章 国家を中心に考える
    第三章 国際システムを中心に考える
    第二部 何から何をいかに守るのか
    第四章 「何から」守るのか――脅威
    第五章 「何を」守るのか――国益
    第六章 「いかに」守るのか――軍事力
    第七章 「誰と」守るのか――同盟
    第八章 核兵器ってなんだろう
    第三部 より平和な世界をつくる
    第九章 国家はどうすれば協力できるのか
    第一〇章 戦争はどうすれば抑止できるのか
    第一一章 日本の平和と世界の平和
    コラム──戦略とはなにか
    さらに学ぶための読書案内
    あとがき
    索引

人気の社会/思想/経済書籍

クレジット表示/商標について
サイトについて