銀河マリーゴールドシネマ

銀河マリーゴールドシネマ

出版社: ぶくぶっくす
著者: 荒河 踊
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    旅に出たぼくは 映画館の無い世界で 映画館と出会った
    元映画館支配人が描く、ちょっと不思議でちょっと可笑しな理想の映画館
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    映画や映画館が存在しない世界で、不思議な力に導かれて古い〈映画館〉とめぐりあった少年のような青年が、孤独に映画館を守っている老館長と交流するうちに、映画の魅力を知り、いつしか映画を通して自分がこの世界に存在する理由に気付いていく。
    館長が選んだ100作品の映画を観終わった時、主人公の青年は何を思うのか?
  • 第一幕 ぼく
    映画館の無い世界で/空瓶/映画『フォスターのふたつの心臓』を観た/出鱈目スープ/蝶/雨と泥と館長と/映画『異国の神』を観た/地下フィルム倉庫/影猫/働く影は踊るように/映画『デストロイ・アンド・イート』を観た/お金では買えない入場券/映画『骨オリゾン』を観た/映画館の仕事/映画『ツルコエ』を観た/予告編祭り/映画『赤ツイードの男』を観た/呪われたフィルム/夢をみた
    第二幕 館長
    沈黙と月光/闇の間に問う/その音は濁り痛んでいる/渦魔鬼/崩れていき創られてもいく
    第三幕 五番目のキュラソ
    映画『ドゥディディ・カッカバァ』を観た/この作品には説明が必要です/美しさの数
    第四幕 報告
    終幕 千年先の映画館をあなたが創造する
    高峰和音が銀河マリーゴールドシネマで観た映画100作品
    あとがき
    「果てなき映画たち」犬童一心(映画監督)
    「戦慄! 赤道也監督現る!」竹中直人(俳優・映画監督)
    「映画館しかない世界の中で」荒河踊(著者)

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