仕事の喜びと哀しみ

仕事の喜びと哀しみ

出版社: クオン
著者: チャン・リュジン、牧野美加
  • 決して安寧ではない現実に向き合いながらも、本書に描かれる人々の目線や行動はどこか軽やかだ。日々の労働、生活、誰かとの関わりを静かに、生々しく、辛辣にユーモラスに優しく描くチャン・リュジンと出会えて幸福に思う。
    ――小山田浩子(小説家)
    表題作「仕事の喜びと哀しみ」がチャンビ新人小説賞を受賞し、ネットに公開されるとたちまち読者の共感をよび40万ビューを記録。
    2020年11月には韓国KBSでドラマ化もされています。
    本書にはこの表題作をはじめ、ミレニアル世代の著者が同世代の人々を主人公に描いた8篇を収録。
    2020年「書店員が選ぶ今年の本」小説部門に輝いた話題の短編集を、新たな文学シリーズ「K-BOOK PASS」からお届けします。
    大型新人の話題作に、作家たちから次々と賞賛の声!
    ――喜びと哀しみのあいだにある幾重もの名もなき感情が、世界の硬い表面にぶつかってぐらりと微妙に揺れる一瞬一瞬を、作家チャン・リュジンは素早く繊細に捉えてみせた。
    チョン・イヒョン 
    ――チャン・リュジンが捉えた物語は まさに今、私たちの時代の物語だ。
    ピョン・ヘヨン
    ――小説の最後のページをめくったとき、私の心の中に冷たくも甘い痕跡が刻まれたことに気づいた。そんなことをやってのける小説はめったにない。
    パク・サンヨン
  • 幸せになります
    仕事の喜びと哀しみ
    俺の福岡ガイド
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    101回目の履歴書と初めての出勤
    真夜中の訪問者たち
    タンペレ空港
    著者あとがき
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