挾み撃ち【デラックス解説版】
出版社: つかだま書房
- 後藤明生の代表作かつ現代日本文学の傑作『挾み撃ち』を、蓮實重彦、平岡篤頼、奥泉光&いとうせいこう、多岐祐介ら文芸評論の重鎮…
- 小説家・後藤明生の代表作にして日本現代文学の傑作とも評される小説『挾み撃ち』。蓮實重彦、平岡篤頼、奥泉光&いとうせいこう、多岐祐介ら文芸評論の重鎮が、それぞれの視点から解説し、本作『挾み撃ち』の魅力に迫る。
- 「内向の世代」を代表する小説家・後藤明生の代表作にして「日本現代文学の傑作」とも評される小説『挾み撃ち』。しかし、「面白い!」と魅了される人々の一方で、「まったく理解できない!」と困惑する読者も少なくない。小説『挾み撃ち』の面白さの根源は何か?――。本書では、本作とともに、蓮實重彦、平岡篤頼、奥泉光&いとうせいこう、多岐祐介といった文芸評論の重鎮が、それぞれの視点で『挾み撃ち』を解説。解説だけで約80ページも! 多様な角度からの読解で、この「日本現代文学の傑作」の魅力に迫る。
- ●挟み撃ち
●解説
【1】多岐祐介:方法の解説
【2】奥泉光・いとうせいこう:文芸漫談『挟み撃ち』を読む
【3】平岡篤頼:行き場のない土着
【4】蓮實重彦:『挟み撃ち』または模倣の創意