宮本武蔵
出版社: 論創社
- 明治末から大正期にかけ爆発的に人気を博し、200点ほど刊行された講談本シリーズ立川文庫の第9編。剣豪武蔵が痛快にあばれまわ…
- 明治末から大正期にかけて、小中学生や若い商店員等に爆発的に人気を博し、200点ほど刊行された講談本シリーズ立川文庫の第9編。仇・佐々木岸柳を追って諸国を行脚。途中の相手は、名だたる武芸者、大盗賊、化け猫、辻斬り‥‥。剣豪武蔵が痛快にあばれまわる!
- ◎武士では無いぼうふり
◎倒れた者は打たぬ
◎百里二百里は嫌わぬ
◎是れは大切な路銀じゃ
◎一刀流の太刀風
◎頭が黒い虫は捻り潰すがよい
◎父祖伝来の二本の十手
◎見覚えのある印籠
◎強い強い若先生
◎信州第一の武芸家
◎水切りと柳切り
◎我輩は大先生だ
◎矢でも鉄砲でも受け止める
◎風変りな駕籠
◎心苦しい勝負
◎日本一と世界一
◎俄に飛び出した白い影
◎命の代りに片耳
◎二度吃驚り
◎三十人と三百人
◎拝まねば罰が当る
◎真面目な気違いが参った
◎お蔭で肩の凝りが去った
◎自身の師匠を忘れたか
◎二刀流の奥儀は是れで御座る
◎剣術の立派な先生
◎蒸風呂の御馳走
◎オオまだ生きておる
◎横面をポカリ
◎話をすれば忽ち祟る
◎俄かに聞えた多くの人声
◎目付きの怪しい六十六部
◎是れは何うも意外
◎天狗の珠数繫ぎ
◎三通の誓文
◎秋葉山で二年の修業
◎久々で帰国
◎父の仇思い知れッ
立川文庫について
解説 加来耕三