
不謹慎な旅 2
出版社: 弦書房
- 辛い記憶を〈忘却すること〉に抗いながら、写真と文を刻んだ渾身の一冊。35の旅。
- 辛い記憶を〈忘却すること〉に抗いながら、写真と文を刻んだ渾身の一冊。35の旅。
- 負の記憶を宿す場所に立ってみなければわからないことがある。
過去の記憶を巡る旅を続ける著者は、あえてその記憶を掘り起こす〈不謹慎な〉行為にこだわる。各地で言われた「私たちは過去からほとんど何も学んでいないのではないか」という発言を背負って、辛い記憶を〈忘却すること〉に抗いながら、写真と文を刻んだ渾身の一冊‼前巻が40の旅、本書が35の旅。75のダークツーリズムを読んで、ぜひ現地へ。【目次】天災・人災の記憶/喪失する産業の記憶/戦争の記憶/差別・抑圧の記憶/生命と悲しみの記憶 - Ⅰ 天災・人災の記憶
重油が、人が、来た〈日本海「ナホトカ号」事故〉
Ⅱ 喪失する産業の記憶
いまを生きる廃墟〈化女沼レジャーランド〉
終着駅弁〈立ち売りの「かしわめし」
Ⅲ 戦争の記憶
戦争を刻んだ松〈「松根油」緊急増産〉
山を削って作る「絆」〈岩国・愛宕山開発〉
戦争の地層の上に〈陶器爆弾と焼き物の里〉
Ⅳ 差別・抑圧の記憶
「シオンの娘」たち〈イエスの方舟〉
獄中で刻んだ〝生きる〟〈「免田事件」資料〉
美しき苦難の伝承〈津和野「乙女峠」
Ⅴ 生命と悲しみの記憶
「神の手」が残した「原人」〈前期旧石器捏造事件〉
還暦のニュータウン〈常盤平団地〉
平地人を戦慄せしめよ〈カッパ淵と『遠野物語』〉