
わたしはどこに
出版社: 共和国
- 全盲にして88歳の女性小説家による最新作品集。完全に視力を喪失して不安な日常を描く最新作「わたしはどこに」のほか、代表作「ガーデナの家族」、出色の短篇「柿の木」を併録。失明者として文字をつむぐ稀有な作品集。
- 「明けない夜はない」という言葉は嘘である。わたしの目には夜はいつまでも明けない。わたしの目は太陽光線を忘れている――。
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闇のなかに灯る言葉。完全に視力を喪失した作者自身の不安な日常を描く最新作「わたしはどこに」のほか、代表作「ガーデナの家族」、出色の短篇「柿の木」を併録。「網膜色素変性症」という困難に翻弄されつつ、失明者として文字をつむぐ稀有な作品集。
定価1800円+悪税 - わたしはどこに
はじめに
花火
うつらない鏡
みるみる園
描写
米寿
しあわせ
寄り添う人とねずみ色の人
幼女
老年
おわりに
ガーデナの家族
柿の木
わたしの八十八歳――あとがきにかえて
