
飯田龍太の色彩
出版社: 飯塚書店
- 俳壇に大きな痕跡を残した飯田龍太の俳句について、さまざまな色彩を詠んだ作品を取りあげ、色彩の奥にある感情や意味について、その特徴を語る評論。
- 俳壇に大きな痕跡を残した飯田龍太の俳句について、さまざまな色彩を詠んだ作品を取りあげ、色彩の奥にある感情や意味について、その特徴を語る評論。第一章では、「黒」、「白」、「赤」、「黄」、「緑」、「青・紫・紺」、「枯色」とそれぞれの色が詠まれた作品について語る。
- 序文―みどりの夜と塩ふる音と 「郭公」主宰井上康明
一、飯田龍太の色彩
「黒」の章 ―闇と露と子どもと―
「白」の章
「赤」の章
「黄」の章
「緑」の章
「青・紫・紺」の章
「枯色」の章
二、龍太俳句における音
三、龍太俳句における香
四、龍太俳句のキーワード
(一)夢・遠く・彼方・はるか
(二)ごとし(ごとく)・隣家
(三)こころ・うしろ
(四)雲
五、結びにかえて
龍太と一茶 再び「露」をめぐって
参考文献
あとがき
跋文に代えて 龍 太一
飯田龍太名句五十選(龍太一抄出)