![[完全版] 原三信と日本最初の翻訳解剖書](https://cover.openbd.jp/9784883443338.jpg)
[完全版] 原三信と日本最初の翻訳解剖書
出版社: 石風社
- 杉田玄白の「ターヘル・アナトミア」を翻訳した「解體新書」(安永三年)に
先立つこと八十七年、日本最初(貞享四年… - 杉田玄白の「ターヘル・アナトミア」を翻訳した「解體新書」(安永三年)に
先立つこと八十七年、日本最初(貞享四年)の翻訳解剖書があった。 - 杉田玄白の「ターヘル・アナトミア」を翻訳した「解體新書」(安永三年)に
先立つこと八十七年、日本最初(貞享四年)の翻訳解剖書があった。
六代原三信は、
関ヶ原の戦の後、黒田家に出仕
長崎・出島にて蘭方外科医の免状を受けた。
その際写したのが
オランダで出版された
ヨハン・レメリン著「小宇宙鑑」(本木庄太夫訳)の翻訳解剖書である。 - 《目次抜粋》
六代原三信が写した「人体解剖書」訳本(本木庄太夫訳)と「レメリン解剖書」原本
レメリン解剖書図譜
阿蘭陀外科免状
原三信写本とレメリン解剖書(オランダ語版・日本語版対照)
六代原三信が写した訳本『人体解剖図』の解説書
阿蘭陀外科術式図譜絵巻
原三信と日本最初の翻訳解剖書
原家のルーツ——序にかえて
時代的背景——紅毛人の医学に関心をよせる老中 稲葉正則 ミヒェル・ヴォルフガング
日本最初の西洋解剖書の翻訳——レメリン解剖書の訳本と十七世紀の蘭方外科 酒井シヅ
翻訳解剖書と原三信の四〇〇年 原 寛
第一章——六代原三信とオランダ医学
第二章——福岡藩二十九石六人扶持
第三章——明治維新と原三信
第四章——激動の時代と原三信