[完全版] 原三信と日本最初の翻訳解剖書

[完全版] 原三信と日本最初の翻訳解剖書

出版社: 石風社
著者: 原 寛
  • 杉田玄白の「ターヘル・アナトミア」を翻訳した「解體新書」(安永三年)に
    先立つこと八十七年、日本最初(貞享四年…
  • 杉田玄白の「ターヘル・アナトミア」を翻訳した「解體新書」(安永三年)に
    先立つこと八十七年、日本最初(貞享四年)の翻訳解剖書があった。
  • 杉田玄白の「ターヘル・アナトミア」を翻訳した「解體新書」(安永三年)に
    先立つこと八十七年、日本最初(貞享四年)の翻訳解剖書があった。
    六代原三信は、
    関ヶ原の戦の後、黒田家に出仕
    長崎・出島にて蘭方外科医の免状を受けた。
    その際写したのが
    オランダで出版された
    ヨハン・レメリン著「小宇宙鑑」(本木庄太夫訳)の翻訳解剖書である。
  • 《目次抜粋》
    六代原三信が写した「人体解剖書」訳本(本木庄太夫訳)と「レメリン解剖書」原本 
    レメリン解剖書図譜
     阿蘭陀外科免状 
     原三信写本とレメリン解剖書(オランダ語版・日本語版対照)
     六代原三信が写した訳本『人体解剖図』の解説書 
     阿蘭陀外科術式図譜絵巻 
    原三信と日本最初の翻訳解剖書
     原家のルーツ——序にかえて 
     時代的背景——紅毛人の医学に関心をよせる老中 稲葉正則   ミヒェル・ヴォルフガング
     日本最初の西洋解剖書の翻訳——レメリン解剖書の訳本と十七世紀の蘭方外科   酒井シヅ
     翻訳解剖書と原三信の四〇〇年   原 寛
      第一章——六代原三信とオランダ医学
      第二章——福岡藩二十九石六人扶持 
      第三章——明治維新と原三信
      第四章——激動の時代と原三信

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