スマートテクノロジーでひらく探究学習×一斉授業

スマートテクノロジーでひらく探究学習×一斉授業

出版社: 学芸みらい社
著者: 塩谷 直大
  • スマートテクノロジーを活用し、探究学習と一斉授業を両立させた授業デザインを紹介。子供たちが仮想と現実の融合した社会を模索。
  • スマートテクノロジーを活用し、探究学習と一斉授業を両立させた授業デザインを紹介。子供たちが仮想と現実の融合した社会を模索。
  • 好奇心旺盛な5年生の児童が「Society5.0」の社会について自ら考え、学んだ「探究学習」の実践記録。堀田龍也氏、推薦!
    探究学習と一斉授業は背中合わせではなく、手を取り合える。教師が教えすぎず、子供たちが体験し、問いを立てて発見していくプロセスを第一にしながら、時には教師が一緒に驚き、考え、子供たちのダイナミックな活動を学習として「くくる」。スマートテクノロジーを活用し、子供たちと教師が仮想と現実の融合した社会との関わり方を模索する、探究学習と一斉授業を両立させた授業デザインを紹介。各章末尾に、探究的な学びの見取りのポイント解説とともに、「探究学習×一斉授業」の背景となるキーワード「記号接地/共同注意/アブダクション推論/創造的思考者」などのコラムを掲載。巻頭に堀田龍也氏による推薦文を収録。
  • まえがき
    推薦に代えて──堀田龍也
    ★第1章 転入生! 教室にアレクサがやってきた
    1 出会いの日
    2 じゃんけん
    3 アレクサは耳が悪い
    4 歌のリクエスト
    5 アニメキャラを呼んだり、物真似したり
    解 説:「教師がいろいろ教えてはいけません」
    コラム:記号接地
    ★第2章 アレクサと遊ぶ・体験する
    1 最初の1週間の様子
    2 たっぷり体験している子とそうではない子
    3 クリスマス仮装かくれんぼ
    4 健康観察の時に勝手に答える
    5 アレクサって何歳?
    6 アレクサの特徴
    7 先にした質問を忘れちゃう
    解 説:体験は新しい体験を生む
    コラム:共同注意
    ★第3章 事件発生! アレクサ騒動記
    1 アレクサにプロポーズ!?事件 
    2 ウェイクワード事件
    3 アレクサに悪い言葉をかけた
    4 先生の声でしゃべり出した
    5 アレクサが死んじゃった!? 赤いランプ事件
    解 説:事件があるから概念(コード)を修正できる
    コラム:アブダクション推論
    ★第4章 アレクサが進化する!? 子供たちは調べ始めた
    1 先生から音声メッセージが届く
    2 「教室の生活場面」にアレクサを活用
    3 教科書にアレクサが出てきた
    4 アレクサがカーテンを開けた!
    5 アレクサが自分から話し始める
    6 自分たちでメッセージの送信方法を見つける
    解 説:教師の「知らん顔」の力と教材「アレクサ」の力
    コラム:メディア
    ★第5章 いよいよ「アレクサの仕組み」を授業する 1
    1 どうやって授業をするか悩む
    2 子供は断片的にしか訴えない
    3 音声認識の仕組み
    4 アレクサの音楽はどこにあるか?
    5 討論が始まった
    6 実験方法を考える「アレクサやスマホを壊す?」
    解 説:子供が発する「断片」をつかむ大切さと難しさ
    コラム:創造的思考者
    ★第6章 いよいよ「アレクサの仕組み」を授業する 2
    1 スマホを壊さない方法
    2 実験開始「スマホのネット接続を切ったら?」
    3 スマホの電源を切ったら?
    4 アレクサアプリを消してみよう
    5 アプリを消した翌日
    6 「赤いランプ」をもう一度
    7 アレクサをアルミホイルで巻いてみる
    解 説:教材をめぐる思考の混乱
    コラム:指名なし討論
    ★終章 さよならアレクサ
    1 スマートテクノロジーを授業する
    2 子供たちのまとめたノート
    3 さよならアレクサ──「子供たちの作文」
    解 説:子供と共に近未来を見つめた5ヶ月間
    コラム:一斉授業×探究的な学習

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