
黒の戦史 特攻の命令者は誰か
出版社: 芙蓉書房出版
- それは志願ではなく命令だったのではないか。特攻作戦を英雄的行為として語る従来の歴史観に鋭く切込み、その実態を徹底的に検証する
- 若者たちはなぜ命を絶たねばならなかったのか。それは「志願」ではなく、「命令」だったのではないか?数多くの証言や記録をもとに、特攻作戦の不合理さ、杜撰な兵器開発、そしてその結果としての無数の犠牲を明らかにする。
- 本書は、特攻作戦を「志願」による英雄的行為として語る従来の歴史観に鋭く切り込み、その実態を徹底的に検証する。若者たちはなぜ命を絶たねばならなかったのか——それは「志願」ではなく、「命令」だったのではないか。数多くの証言や記録をもとに、特攻作戦の不合理さ、杜撰な兵器開発、そしてその結果としての無数の犠牲を明らかにする。さらに、生還した元特攻隊員の沈黙の苦悩、責任を回避した軍幹部の姿勢をも追い、歴史に対する問いを投げかける。過ちを繰り返さぬために、いま私たちが向き合うべき「戦争の真実」がここにある。
【目次】
第一章 特攻は志願か命令か
第二章 人類史上稀に見る残酷な特攻兵器
第三章 特攻以外の攻撃方法はなかったか―反跳爆撃
第四章 最初の特攻指揮官・大西瀧治郎
第五章 特攻が初めて行われた捷一号作戦
第六章 海軍特攻の生みの親は嶋田繁太郎
第七章 特攻の創始者は東条英機
第八章 継続された特攻̶統制派による特攻編
第九章 継続された特攻̶海軍による特攻編
第十章 免責された戦犯
第十一章 皇族による責任
第十二章 忘れ去られた皇道派 - 第一章 特攻は志願か命令か
第二章 人類史上稀に見る残酷な特攻兵器
第三章 特攻以外の攻撃方法はなかったか―反跳爆撃
第四章 最初の特攻指揮官・大西瀧治郎
第五章 特攻が初めて行われた捷一号作戦
第六章 海軍特攻の生みの親は嶋田繁太郎
第七章 特攻の創始者は東条英機
第八章 継続された特攻̶統制派による特攻編
第九章 継続された特攻̶海軍による特攻編
第十章 免責された戦犯
第十一章 皇族による責任
第十二章 忘れ去られた皇道派