
行政法研究 第61号
出版社: 信山社出版
- 巻頭言「トランプ政権(第2期)におけるAI政策」。特集「行政と憲法―『行政法ハンドブック第3巻』に寄せて」
- 巻頭言「トランプ政権(第2期)におけるAI政策」。特集「行政と憲法―『行政法ハンドブック第3巻』に寄せて」
- ◆行政法理論の基層を探求する行政法専門誌 ― 「行政法学のアリーナ」としての役割を果たすべく、61号も第一線の執筆陣が集い、精緻・広範な考察を行う◆
巻頭言(宇賀)は「トランプ政権(第2期)におけるAI 政策」。特集は「行政と憲法―『行政法ハンドブック第3巻』に寄せて」は、ドイツの現状をふまえた、更なる議論のためのスタンダード・ワークである(柴田、田代、山田、辛嶋、川端、鈴木、早津)。論説として「フランスの独立行政機関」(村上)と連載「事実認定と行政裁量(4)」(船渡)、書評(釼持)も掲載。 - 『行政法研究第61号』
行政法研究会 編集
【目 次】
〈巻頭言〉トランプ政権(第2期)におけるAI政策〔宇賀克也〕
― * ―
◆特集 行政と憲法―『行政法ハンドブック第3巻』に寄せて◆
1 特集の趣旨〔柴田尭史〕
2 欧州法共同体―コンセプトと実務上の転換〔柴田尭史〕
は じ め に
Ⅰ 第59章の概要
Ⅱ アジェンダのある裁判所である欧州裁判所(Rn. 26-27)
Ⅲ 若干のコメント
3 民主的正統化と自治―機能的自治〔田代滉貴〕
Ⅰ は じ め に
Ⅱ 本論文の内容
Ⅲ 若干のコメント
4 基本権を中心とした法治国的覊束(1)―法律の優位と留保〔山田哲史〕
Ⅰ は じ め に
Ⅱ 著 者 紹 介
Ⅲ 本論文の概要
Ⅳ 若干の分析
Ⅴ お わ り に
5 基本権を中心とした法治国的覊束(2)―平等〔辛嶋了憲〕
Ⅰ は じ め に
Ⅱ 論文の概要
Ⅲ 若干のコメント:本論文の日本での意義
6 連邦構造における権力分立― 行政法における立法権限〔川端倖司〕
Ⅰ は じ め に
Ⅱ 概 要
Ⅲ 評価とコメント
7 秩序付け枠組―供給網経済の憲法〔鈴木崇弘〕
Ⅰ は じ め に
Ⅱ 本論文の概要
Ⅲ 若干の評価
Ⅳ お わ り に―日本法への示唆
8 公勤務〔早津裕貴〕
Ⅰ は じ め に
Ⅱ 各論文の概観
Ⅲ コ メ ン ト
Ⅳ おわりに―行政法学と労働法学の「協働」へ向けて
― * ―
【論 説】
1 フランスの独立行政機関― 組織と権限を中心として〔村上裕章〕
Ⅰ は じ め に
Ⅱ 沿 革
Ⅲ 一般的枠組み
Ⅳ 独立行政機関等の諸類型
Ⅴ 独立行政機関等と憲法
Ⅵ 日本法との比較
Ⅶ お わ り に
資料 独立行政機関・独立公機関一覧(2025年4月1日現在)
2 連載 事実認定と行政裁量(4)〔船渡康平〕
第2章 これまでの主張の正当性(承前)
〈第3節,第4節まで,本号〉
【書 評】
川端倖司『条例の法的性質と地方自治の保障』(弘文堂,2024年)〔釼持麻衣〕