EU法研究 第17号

EU法研究 第17号

出版社: 信山社出版
著者: 中西 優美子、フェルディナンド・ヴォレンシュレーガー、大西 楠テア、陳 冠瑋、内記 香子、佐藤 智恵、吉本 文、米田 立子
  • 先決裁定手続制度の改革に関する〈巻頭言〉の他、基本権保障の寄稿を含む論稿5本と、実務でも活躍する著者の〈研究余滴〉1本を掲載
  • 先決裁定手続制度の改革に関する〈巻頭言〉の他、基本権保障の寄稿を含む論稿5本と、実務でも活躍する著者の〈研究余滴〉1本を掲載
  • ◆本号も多様なテーマから総合的に検討—人権、環境etc…ビジネスにも益々重要性を増すEUの法律についての専門誌◆
    研究からビジネスまで、EUのダイナミックな変動を、法的視座から的確に捉える法律雑誌。本号は、先決裁定手続制度の改革に関する〈巻頭言〉の他、ドイツ人研究者による基本権保障に関する寄稿1本を含む論稿5本と、実務でも活躍する著者による〈研究余滴〉1本を加え、益々充実の内容で刊行。変化の激しい時代の要請に応える、EU法の専門誌。
  • 『EU法研究 第17号』
      中西優美子(一橋大学大学院法学研究科教授)責任編集
    【目 次】
    ■〈巻‌頭言〉EUの司法制度改革―先決裁定をめぐる一般裁判所の管轄権―〔中西優美子〕
     Ⅰ はじめに
     Ⅱ 先決裁定手続制度の改革へ
     Ⅲ 司法裁判所規程の改正
     Ⅳ 結 語
    ◆多‌層的システムにおける基本権保障〔ファーディナンド・ヴォレンシュレーガー(大西楠テア 訳・あとがき)〕
     Ⅰ はじめに
     Ⅱ EU法上の基本権保障と国内法上の基本権保障
     Ⅲ 国内法上の基本権保障と欧州人権条約上の基本権保障
     Ⅳ 結論
    ◆EUデジタル立憲主義の発展と課題〔陳 冠瑋〕
     Ⅰ はじめに
     Ⅱ デジタル立憲主義の理論的進展
     Ⅲ EUデジタル立憲主義の発展
     Ⅳ 批判的な特色分析
     Ⅴ おわりに―今後の研究課題
    ◆EU「バッテリーパスポート」「デジタル製品パスポート」の実施課題と日本の産業界への影響〔内記香子〕
     Ⅰ はじめに―EUサーキュラーエコノミー政策の波及
     Ⅱ データ共有システムの実施課題
     Ⅲ バッテリーパスポートの日本の産業界への影響
     Ⅳ おわりに
    ◆エネルギー危機におけるEUのエネルギー政策に係る連帯原則(Solidarity)の意義〔佐藤智恵〕
     Ⅰ はじめに
     Ⅱ リスボン条約における「連帯」に関する規定
     Ⅲ EUのエネルギー政策における連帯の意義―T-883/16, Poland v Commission及びC-848/19 P, Germany v Polandを例として
     Ⅳ EUのエネルギー連帯原則がEUのエネルギー政策・法に及ぼす影響
     Ⅴ 結語
    ◆コソボにおける法の支配ミッション(EULEX Kosovo)による人‌権侵害からの救済手段―人権審査パネル(Human Rights Review Panel)の検討―〔吉本 文〕
     Ⅰ はじめに
     Ⅱ HRRPの概要
     Ⅲ 捜査懈怠事件―制度面にとどまらない制約
     Ⅳ おわりに
    ◆〈研‌究余滴〉省庁間の「廊下に落ちた」EU森林減少規則―各国行政官が直面した4つの困惑―〔米田立子〕

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