
消費者契約法
出版社: 有斐閣
- 消費者法研究の第一人者である著者が、立法の経緯や幾次にもわたる改正の理由をひもときつつ、消費者契約法の全体像を示す。
- これまで消費者関係の立法や行政にかかわってきた消費者法研究の第一人者である著者が,消費者契約法の成立の過程や幾多の改正の経緯などをひもときつつ,同法の全体像を体系的に示す。豊富な事例の紹介と,随所に挿入されたコラムが,深い理解へと導く。
- 第1章 総論
第1節 消費者契約法の成立と改正/第2節 消費者契約法の立法目的/第3節 消費者契約法の適用範囲/第4節 事業者および消費者の努力/第5節 他の法律との適用関係
第2章 消費者の取消権
第1節 総説/第2節 誤認による意思表示の取消し/第3節 困惑による意思表示の取消し/第4節 過量な内容の消費者契約に係る意思表示の取消し/第5節 重要事項/第6節 取消権の行使期間等と取消しの効果/第7節 媒介の委託を受けた第三者・代理人
第3章 消費者契約の条項の無効
第1節 総説/第2節 消費者契約法における不当条項規制
第4章 差止請求
第1節 差止請求権等/第2節 適格消費者団体/第3節 訴訟手続等の特例
第5章 消費者法の体系化・現代化と消費者契約法