行政裁量と原発政策

行政裁量と原発政策

出版社: 有斐閣
著者: 山下 竜一
  • 行政裁量論と行政法理論と原発との関係につき、基本的意義や考え方からドイツ法との比較、そして実践まで、広く検討を行った論文集。
  • 著者がこれまでに取り組んできた行政裁量論と原子力法に関する論文を収録。前者については,基本的意義・基準・裁判における扱われ方等について考察。後者については,原子力発電を巡る政策と行政法理論の関係を,ドイツ法との比較を踏まえ,実践まで視野に入れて検討する。
  • 第1章 行政法の基礎概念としての行政裁量
    第2章 裁量基準の裁量性と裁量規律性
    第3章 権限不行使事例の構造と裁量審査のあり方
    第4章 京都学派の行政裁量論──織田萬・佐々木惣一・渡辺宗太郎の議論を中心に
    第5章 原子力法制度に求められる機能とは何か
    第6章 高レベル放射性廃棄物の最終処分をめぐる国と地方の合意形成の可能性
    第7章 西ドイツ環境法における事前配慮原則
    第8章 西ドイツ原発設置許可の多段階的構造
    第9章 ドイツおける許可の私法関係形成効──わが国の公定力との関係を中心に

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