レコード芸術2023年総集編

レコード芸術2023年総集編

出版社: 株式会社音楽之友社
著者: 音楽之友社
  • 2023年7月号をもって休刊した「レコード芸術」の総集編。看板企画であった「レコード・アカデミー賞」を形を変えて行う。別冊付録「レコード・イヤーブック」は、一部簡略化して1冊にまとめた。
  •  71年あまり続いてきた月刊誌「レコード芸術」が、2023年7月号をもって休刊した。今回のムックは1年の振りかえりとして、休刊以降のディスク情報や音楽界の出来事なども含め、2023年のクラシック・ディスクを総括する1冊とする。
     恒例の看板企画であった「レコード・アカデミー賞」は、形を変えて「ONTOMO MOOKレコード・アカデミー賞」として行なう。今回は、『レコード芸術』1~7月号の特選盤から月評の各担当筆者が1位から3位までを選定。これまでのような合議・投票により大賞や部門賞などを選出する方法ではなく、各筆者単独によるランキングとする。
     ほか、2023年後半に関しては対談形式でのディスク紹介など、「買うべき&聴くべき」ディスクが満載。
     別冊付録の「レコード・イヤーブック」は、月刊誌1~7月号巻末掲載分についてはこれまでと同じ形式で、それ以降のディスク情報については簡略化して1冊にまとめた。
  • レコード芸術2023年総集編
    別冊付録:レコード・イヤーブック2023年1~7月号&補遺
    巻頭言「未完成」のレコード芸術 矢澤孝樹
    〇巻頭カラー
    Interview ユリアンナ・アヴデーエワ(ピアノ) 飯田有抄 
    Interview ピオトル・アンデルシェフスキ(ピアノ) 山野雄大
    第1章
    ◆ONTOMO MOOKレコード・アカデミー賞
    ◎交響曲部門
    金子建志
    満津岡信育
    ◎管弦楽曲部門
    増田良介
    大津聡
    ◎協奏曲部門
    岡部真一郎
    広瀬大介
    ◎室内楽曲部門
    中村孝義
    相場ひろ
    ◎器楽曲部門
    那須田務
    草野次郎
    濱田三彦
    ◎オペラ部門
    國土潤一
    小畑恒夫
    ◎声楽曲部門
    堀内修
    城所孝吉
    ◎音楽史部門
    美山良夫
    矢澤孝樹
    ◎現代曲部門
    長木誠司
    白石美雪
    ◎吹奏楽/管・打楽器・部門
    後藤洋
    西村祐
    ◎ビデオ・ディスク部門「コンサート&ドキュメンタリー」
    小宮正安
    山崎浩太郎
    ◎ビデオ・ディスク部門「舞台&劇作品」
    小宮正安
    小畑恒夫
    ◎録音部門
    石田善之
    常盤清
    峰尾昌男
    宮下博
    山之内正
    ◆2023年後半のおすすめディスク
    推しディスク続出 「現代曲」 長木誠司
    ジャンル別 対談 満津岡信育×相場ひろ
    海外盤ベスト5 佐々木勉/増田良介/山野雄大
    第2章 
    TOPICS2023
    クラシック界2023年の出来事を振り返る 林田直樹
    『レコード芸術』連載書籍化記念
    ・トーキョー・シンコペーション 番外編 沼野雄司
    ・古楽夜話 番外編 那須田 務
    日本テレマン協会の創立60周年 澤谷夏樹
    第3章
    ポスト・月刊『レコード芸術』
    クラシック音楽の構造転換 片山杜秀
    飯守泰次郎と『レコード芸術』が消えた年 舩木篤也
    休刊後に思ったいくつかのこと 矢澤孝樹
    『レコ芸』休刊後のディスク・ライフ 喜多尾道冬
    インターネット定額制聴き放題サービス 山之内正
    第4章
    『レコ芸』アーカイヴ
    宇野功芳の月評 芳岡正樹
    ①初期の管弦楽曲評
    ②演奏家の発見
    ③往年の名演の賛美
    ④CD時代以降
    名演出家・三谷礼二の記事 山崎浩太郎
    「トゥーランドット」録音なる
    あらためて気づくカラヤンとプッチーニの相似

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