編集の明暗

編集の明暗

出版社: 黒鳥社
著者: 津野 海太郎、宮田 文久
  • 伝説の編集者・津野海太郎が綴った文章が、なぜ現在に響くのか。編集という仕事をめぐる自他への問いかけが、時代の暗雲を照らす。
  • 伝説の編集者・津野海太郎が綴った文章が、なぜ“現在“に響くのか。
    鶴見俊輔的「まちがい主義」、テント演劇からインターネットをまたぐ「運動」、編集という仕事をめぐる自他への問いかけが、時代の暗雲を照…
  • 話題作『編集の提案』の衝撃再び。
    2025年の世界を問うアンソロジー
    伝説の編集者が約半世紀の間に綴った文章が、なぜ“現在“に響くのか。津野海太郎のテクストを集めた話題のアンソロジー『編集の提案』(2022)を経て、単行本未収録多数の本書は新機軸。
    鶴見俊輔的「まちがい主義」、テント演劇からインターネットをまたぐ「運動」、編集という仕事をめぐる自他への問いかけが、時代の暗雲を照らす。
  • 【目次】
    ・第1章 まちがいを重ねる
    そのまちがいがだれにでもわかるようなしかたで
    ニベもない/スタイルに凝る人/生涯「まちがい主義」の徒/マチガイ主義がわかりにくかった時代/「使用目的」という罠/ ウィキペディアとマチガイ主義
    ・第2章 実際主義と原則主義
    あたえられた条件を決定的なものとしてとらえない
    男たちが知らない本/料理書の哲学/羽仁もと子と家計簿──私のこころの原風景
    ・第3章 「別のやり方」を探す
    勘弁してくれ。一つの時代には一つの愉しみ方(愉しませ方)しかないというわけでもないだろう
    ちょっとキワどいな/店頭の哲学/小さなモノの売り買いについて/移動劇場のための広告/この門を入るものは一切の商品性をすてよ
    ・第4章 矛盾を矛盾のままに
    「アイテムとアイテムの間のすき間を主体の意味でうめない」
    編集者としての小野二郎/晶文社の小野二郎/チャイナ・メン史ひとこま/ブローティガン発見 
    ・第5章 本の終り・本のはじまり
    文字はいちど死んだ。そして何百年かたったあとに、ふたたび生まれてくる。そのとき文字は以前あった文字とは別のものになっている
    大人のインターネット/少数派難民でも自由に本がだせる/編集者がつくりたい本をつくる/開放された書棚の人/PはプラトンのP──演劇ぎらいの演劇/レイ・ブラッドベリ再読/目次癖 
    ・あとがきにかわるインタビュー 津野海太郎×宮田文久
    編者による後記 

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