つぎの民話 〈映像以前の光〉への旅

つぎの民話 〈映像以前の光〉への旅

出版社: 信陽堂
著者: 松井 至
  • 知られざる〈コーダ〉の世界を描いた傑作ドキュメンタリー映画『私だけ聴こえる』の松井至監督が、日本各地をめぐり、人に出会い、撮影する中でドキュメンタリーの新しい可能性を探究し続けた二年間の旅を綴る、体験的映像論。
  • かつて焚き火を囲んで民話が語られたように
    映像がその光となって〈つぎの民話〉が生まれる。
    傑作ドキュメンタリー映画『私だけ聴こえる』で知られざる〈コーダ= CODA〉の世界を描き、驚きと共に世界に迎えられた松井至監督による、初めての著書。
    映像を〈見る〉〈見られる〉という関係から解き放ち、その場にあらわれるものを〈共視〉することでひらかれるドキュメンタリーの新しい可能性。
    ……石巻、いわき、奈良、京都、朝日町、西会津、前橋……
    日本各地を旅し、人に出会い、撮影を続ける日々の中で、〈映像とは何か〉〈映像に何ができるのか〉を探究し続けた、二年間の旅を綴る、体験的映像論。
    本書で制作過程が描かれた、松井監督の映画7作品の鑑賞リンクがついています。
    映像と共にお読みください。
    コーダ:デフ(ろう者)を親に持つ聴者の子どもたち。(CODA=Children of Deaf Adults)
  • 握手      |プロローグ
    家は生きていく |石巻
    近くて遠い海へ |いわき
    ゆびわのはなし |御所
    いのちの被膜  |京都
    〈つぎの民話〉へ|ウガンダ——朝日町
    田んぼに還る  |西会津
    光を読む    |映画『私だけ聴こえる』
    うたうかなた  |前橋
    想起するまなざし|エピローグ

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