
デラシネの花 〈下〉ネクラで孤独な少年がなぜ聞き書き作家になったか
出版社: 木星舎
- 聞き書き作家小田豊二の自伝後編です。著者の駆け抜けた戦後80年の人生とともに、篠山紀信、井上ひさしを始めとした昭和を彩ったスターたちが語る面白おかしい、エピソードが書かれています。
- 「いま、目の前にいる師匠の人生は、きっと小説では書ききれない。間違いはない。師匠の聞き書きはどんな小説より面白くなる」
写真家・篠山紀信との出会いが名ライターをつくり、作家・井上ひさしと劇団『The 座』が名編集者への道を開き、最後の幇間(太鼓持ち)、悠玄亭玉介の語りから日本一の「聞き書き作家」が誕生する。
落語家、歌舞伎役者、小説家、アーティスト、俳優、スポーツマン、編集者……、人間国宝から市井の人まで数々の出会いが、戦後80年を駆け抜けた著者の人生を彩る。
他者の人生に触れる「聞き書き」の真髄がここに。
聞き書き作家、小田豊二が自らを語る「デラシネの花」、後編。 - 第4章 作者と役者
第5章 名手名言〈言行録〉
第6章 聞き書き作家誕生
第7章 「バトンは君に」 デラシネの花たちから
