
館長のひとりごと
出版社: 静人舎
- 自宅を美術館として開放し、のちに銀座に「すどう美術館」を開設した世界一小さい美術館の館長による2冊目のエッセイ集
- 平凡なサラリーマンであった著者は、ある日、出会った一枚の絵によって美術の世界へ。集めた名品のコレクションは自宅に展示し「すどう美術館」として開放、のちに銀座に同名のギャラリーを開館した館長による2冊目のエッセ…
- 平凡なサラリーマンであった著者は、ある日、出会った一枚の絵によって美術の世界へ。集めた名品のコレクションは自宅に展示し「すどう美術館」として開放、のちに銀座に同名のギャラリーを開館するまでになる。本書は、2001年刊行『世界一小さい美術館ものがたり』に続く2冊目のエッセイ集。
「絵を描く人は絵バカにならず、どれだけ自分を豊かにし、人間としての魅力を作るかが、
カギを握っているように思うのです」「抽象的な作品(現代アート)はこちらから頭を働かせ、自分の見方で作品と対話し、作家と見る自分、二人で作品を作り上げていく面白さがある」など、好きな美術品と対峙する中で深まっていった独自の芸術観がちりばめられている。 - 第一章 ふたたび、「世界一小さな美術館ものがたり」
絵の役割 すどう美術館こと始め/「アートは心のごはん」/みんなわが子……
第二章 アートのうちそと
絵の見方 楽しみ方/いい絵の基準/絵のある暮らし……
第三章 アートな人びと〜妻、アーティスト、そして旅
亡き妻・紀子の追悼展/夫婦二人での美術活動/「ぎゃらりーぜん」での収蔵作品展…
第四章 アートの道すがら
生きることの幸せ/日記の効用/テレビ、ラジオへの出演……
すどう美術館年譜
解説 朝比奈 賢