
おやつにキャベツ
出版社: 英明企画編集
- イタリアの演劇人、挿絵画家として著名な鬼才セルジョ・トーファノによる、意外性と諧謔に富んだ10篇を収録した短篇集。本邦初訳。
- おなかをこわして肉食をやめた人食い鬼、赤ずきんの家で下男として働く狼……。イタリアの演劇人、映画監督、挿絵画家として著名な鬼才セルジョ・トーファノが描く、ユーモアとペーソスに満ちたがっかりの世界! 本邦初訳。
- 錆びた甲冑に囚われの身となった勇猛果敢な無敵の隊長、犬の毛刈りの失敗から集合住宅に巻き起こる大騒動、全員の使用言語が異なる祖父母と両親のもとに生まれた男の子に起こった奇跡、種なしサクランボを求める王をいなして幸せな結末をもたらす賢者、サルタンの不眠を治した軍総司令官の機知、ガチョウによる強奪事件を調べる地方判事が辿りついた驚くべき結論……。
『ぼくのがっかりした話』が好評の、イタリアの演劇人、挿絵画家、作家として著名な鬼才による、奇想と意外性、不思議な諧謔に富んだ短篇小説10篇を原著の挿絵とともに収録。本邦初訳。
■目次
「無敵の隊長ウグッチョーネ・デッラ・スタニョーラ、自分自身の捕虜になる」
「両親と四人の祖父母が喧嘩したためにアニチェートがどうなったか」
「足が一本多い王さま」
「サクランボのような不幸の連続」
「いつも横を向いていた王さま」
「ケッコ、かわいそうなケッコ」
「種なしサクランボを欲しがった王さまと、王さまをからかった有名な賢者にまつわる、ためになる本当の話」
「モンテサポネッタでどうして人はこんな歩き方をするのか」
「軍の総司令官が、サルタンであるマムルーク・パシャの不眠をどのように治したか」
「思慮深い判断」
訳者あとがき - 「無敵の隊長ウグッチョーネ・デッラ・スタニョーラ、自分自身の捕虜になる」
「両親と四人の祖父母が喧嘩したためにアニチェートがどうなったか」
「足が一本多い王さま」
「サクランボのような不幸の連続」
「いつも横を向いていた王さま」
「ケッコ、かわいそうなケッコ」
「種なしサクランボを欲しがった王さまと、王さまをからかった有名な賢者にまつわる、ためになる本当の話」
「モンテサポネッタでどうして人はこんな歩き方をするのか」
「軍の総司令官が、サルタンであるマムルーク・パシャの不眠をどのように治したか」
「思慮深い判断」
訳者あとがき