ラプソディー・イン・ギャツビー

ラプソディー・イン・ギャツビー

出版社: 小鳥遊書房
著者: 宮脇 俊文
  • ジャズに通暁したアメリカ文学者だから読み解ける
    ジャズ・エイジを象徴する小説と音楽。
  • ジャズに通暁したアメリカ文学者だから読み解ける
    ジャズ・エイジを象徴する小説と音楽。
  • 小説の音を聴け
    100年にわたって読み継がれる
    フィッツジェラルド『グレート・ギャツビー』に鳴り響く、
    「世界のジャズ史」≒ガーシュイン『ラプソディー・イン・ブルー」!
    ジャズに通暁したアメリカ文学者だから読み解ける
    ジャズ・エイジを象徴する小説と音楽。
    あの音はまだ鳴り響いている!
  • Ⅰ 『グレート・ギャツビー』と 『ラプソディー・イン・ブルー』
    『グレート・ギャツビー』出版一〇〇周年の年に
    Ⅱ「世界のジャズ史」が引き起こした衝撃
    万華鏡的音楽/ どんな突飛なことも起こりうる時代/文学的サウンドトラック/捉えどころのない音楽/『トリマルキオ』版では/大きなセンセーション/不協和音を受け入れる/パーティー・エイジの本質/アメリカの鼓動/どの時代にも通用する弾力性
    Ⅲ ジャズ・エイジを象徴する小説と音楽
    トスサラダ的色彩/黄色とブルー/捉えどころのない人物と捉えがたい韻律/アメリカの歌/灰の谷とT・J・エクルバーグ博士の看板/一九二二年/ホール=ミルズ事件
    Ⅳ ジャズとブルースと『グレート・ギャツビー』
    消えゆくものを残す/午前三時という境界線/夜に育まれる想像力/ギャツビーの夢の神髄とビート/アメリカの歴史物語/助手席の視点/デイジーの声/ジャズ・エイジとブルース/ブルースのメロディーを感じ取る
    Ⅴ 「世界のジャズ史」から「ビール・ストリート・ブルース」へ
    アメリカン・スピリットの原典/ラグタイム/白い音楽と対峙する黒い音楽/ジャズと裏社会/文化的な「ずれ」/ジャズ・エイジの「ずれ」の正体/ニックの感じた「ずれ」/社会的な「ずれ」と個人的な「ずれ」/ 「世界のジャズ史」から「ビール・ストリート・ブルース」へ
    Ⅵ 『ラプソディー・イン・ブルー』という有機的統一体
    アメリカそのものの音楽『ラプソディー・イン・ブルー』/ 音楽の力の可能性/ジャズ・エイジの到来を感じる/狂乱の時代/「高尚な文化(ハイ・ブラウ」と「通俗的文化(ロウ・ブラウ)」/メルティング・ポットの音楽/ロウブラウ文化はハイブラウには到達できない/アメリカの統一と統合
    Ⅶ 音符と文章で表されたジャズ・エイジ
    ルイジアナの沼地地域/ジャズにこめた理想的社会/ジャズの鼓動/ジャズ・エイジの言葉を聴く/オランダの船乗りたちの夢/アメリカの壮大な理念をとどめるために
    Ⅷ あの音はまだ鳴り響いている!
      人生の儚さと永遠の美/アメリカの記
    参考文献
    定点を持つということ ——あとがきに代えて——

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