
「まいのち」の輝き――知人たちの句歌を読む
出版社: ふらんす堂
- ◆知人たちの句・歌を読み味わってもらいたい
もとより私は、作句も作歌もしないが、単なる一読者として、永年親交を深めてきた知人たちから、句・歌集の寄贈を受けた折に、その都度、感想を添えることで返礼に代えてきた。その句・歌集どれもが私自身、素人の読者ながら味わい深かったので、いわば、市井の、無名の、私の知人たちの句・歌であるが、私の読み方でそれらの句・歌を紹介したいと思った次第である。
(まえがきより) - 目次
まえがき
一.「まいのち」の輝き─ 玉井正六さんの歌に寄せて
二.名取光恵句集『羽のかろさ』を読む
三.苫小牧市 短歌結社「ヌプリ」の人々の歌を読む
斉藤陽子「禊の森」より
泉玄冬作品より
須藤和代作品より
出口明彦「枕詞のレッスン」より
石井ユキ「草木瓜」より
四.梅津博子・松前駿(梅津譲一)合同歌集『綿毛たんぽぽ』を読む
