死の光に照らされて
出版社: 薄月
- 真に生きるために老・病・死と向き合うこと。初期仏教の時代から伝えられる死の気づきの瞑想が著者の豊富な経験を通して語られる。
- ロングセラー、『呼吸による癒し』『〈目覚め〉への3つのステップ』(共に春秋社)でも知られる著者が語る、死と向き合うための仏教の智慧。豊富な注に加え、巻末には充実した解説を収録。
- ロングセラー、『呼吸による癒し』『〈目覚め〉への3つのステップ』(共に春秋社)でも知られる著者が語る、死と向き合うための仏教の智慧。
老い・病・死… 決して逃れることのできないこれらの苦しみから逃避するのではなく、むしろ向き合うことが真の生へ繋がるという。初期仏教の時代から伝えられるマラナサティ(死の気づきの瞑想)とマインドフルネスの実践、生と死を超えた解放への道が著者自身の豊富な経験を通して語られる。
海外の仏教や瞑想に馴染みのない方でも読みやいよう、豊富な注を付けて配慮。さらに巻末には、仏教教義を深く知りたい方のための井上ウィマラ氏による充実した解説を収録。 - 謝辞
本書中の用語について
序章 老いや死と連れ添って生きる
●五つの観察
第一章◉最初の教え 老いからは逃れられない
心はいかに形成されるか
バランスを取り戻す
失われるのは誰の心か?
第二章◉二つ目の教え 病からは逃れられない
健康を瞑想する
痛みを瞑想する
病気を瞑想する
第三章◉三つ目の教え 死からは逃れられない
伝統的な瞑想法
●九つの観想
避けられない死
死は予測不可能
ダルマの実践、それだけが死の瞬間の支えになる
●大念処経による墓地の瞑想
そのあとに続くこと
第四章◉四つ目の教え 行為の継承者
今死ぬべし
知るを生きる
第五章◉瞑想を生きる 生と死に親しむこと
逃避を観察する
深遠な今というとき
付録◉瞑想編 気づきの実践
訳者あとがき
仏教瞑想についての解説と資料(井上ウィマラ)