
子どもが困っているとき、子どもに困っているとき
出版社: 木立の文庫
- 多様な「困りごと」――自閉スペクトラム症/注意欠陥多動症/素行症/チック/吃音/愛着問題/場面緘黙/強迫症などに温かく対応。
- 問題行動や症状の背景の“こころ”に働きかける基本を説きます。扱われる「困りごと」は、自閉スペクトラム症/注意欠陥多動症/素行症/チック/吃音/不安定な愛着/場面緘黙/強迫症から、不登校・ひきこもり迄。
- カウンセラーの著者は長年、学校の中/外で、子どもたち/親との相談に携わってきました。そのなかで言葉にならない「困りごと」と出会うためには“プレイセラピー”も大切なルートとなります。この本ではそうした交流も含め、表に出た「問題行動」や症状の背景の“こころ”に働きかける基本を説きます。扱われる困りごとは、自閉スペクトラム症/注意欠陥多動症/素行症/チック/吃音/不安定な愛着/場面緘黙/強迫症など多岐にわたります。そして、不登校やひきこもりの当事者&家族の支援まで、要点を押さえます。
- 序 章◆こころの自由とは
わたし自身を生きるために
子どものこころの自由
親のこころの自由
第1章◆カウンセリングとは
今ここで起こっていること
どうして今ここで起こっているのか
第2章◆ 発達に“かたより”のある子への支援
自閉スペクトラム症
注意欠如多動症
二次障害としての素行症
チック
吃音
第3章◆怖がり屋さんの子への支援
不安定な愛着
場面緘黙
強迫症第
4章◆不登校児への支援
第5章◆思春期以降の子どもと親への支援
思春期以降の子をもつ親への支援
就職活動をどのように支援するか
第6章◆ひきこもりへの支援
ひきこもりの現状
ひきこもり支援の考え方
終 章◆治療における転機