
今甦る中学生が見た東京大空襲
出版社: 唯学書房
- 東京大空襲を直接体験した芝学園の中学生32人の歴史的証言を集めた記録集。敗戦後80年の今、リアルな戦争の惨事を現代に伝える。
- 東京大空襲を直接体験した芝学園の中学生32人の歴史的証言を集めた記録集。ウクライナ戦争、ガザ侵攻など、世界を紛争が覆いつくす今、80年前に日本が経験したリアルな戦争の姿を若い世代に問いかける。
- 東京大空襲を直接体験した芝学園の中学生32人の歴史的証言を集めた記録集。ウクライナ戦争、ガザ侵攻など、世界を紛争が覆いつくす今、80年前に日本が経験したリアルな戦争の姿を若い世代に問いかける。
- 第1部 『今甦る 中学生が見た東京大空襲』刊行に寄せて
第2部 復刻『証言:芝中学一年生が見た東京大空襲〜その時 私は〜』
まえがき 永井守昌
東京大空襲・日本橋では 池田薫
三月十日・戦争という狂気 市川裕二
敗戦を信じない軍国少年に涙 伊東敬一
足で踏んだ焼け跡の実感 今村俊輔
江戸っ子、越後平野を往く 上田健二郎
雄弁と沈黙と 宇野秀
焦土と化した学校に茫然 江浪功
母校に続き我が家も焼失 大角千鶴生
校舎焼失以後の私の人生 太田久勝
生と死の狭間の日々 小倉康三郎
悪夢の日 小沢健一
焼夷弾事故をふり返って 小幡眷二
三月十日の思い出 北内秀雄
転校手続き中に校舎焼失 倉知功
「やりあがったな」と校長 小出雄彦
私の空襲体験 鈴木方敏
もしや芝中のあたりでは 高木弘
焼け跡整理は二手に分かれた 土岐進之
空襲で亡くなった丸山武恒君のこと 内藤壽昭
ただ茫然と見守るのみ 中森啓正
校舎焼け跡の匂い 永井守昌
「汝の学校」入学から終戦後の思い出 西村忠典
断片的な想い出 久野晏雄
校舎の片隅に地蔵尊を祀りたい 平岡亨一
終戦前後に、見たこと、感じたこと 前島達次郎
校舎は焼失したが、厳然と存在している 真弓英孝
友人の安否を尋ねて 村田雅一
校舎のあたりは焼け野原 室橋武
焼け跡整理で私も被爆 矢口榮一
その日の思い出 山中敏男
焼け跡族の寸描あれこれ 山室泰男
自分で体に水をかけていた 横山敏之
あとがき 永井守昌
第3部 東京大空襲と母校焼失を知る芝中関係者へのインタビュー
空襲の経験を経て芝学園の教員に就く 松谷厚先生
東京大空襲と芝学園― 全焼から終戦、復興へ 村田雅一さん
自宅に落ちた焼夷弾は不発だった 加藤堯士さん
集団疎開の思い出は「空腹と虱」 一井英之さん
