
教育政策の政治社会学
出版社: 同時代社
- アレントの政治的思考とブルデューの社会学的思考を手がかりに、公教育政策における構造的不平等を徹底的に分析し考察する。
- アレントの政治的思考とブルデューの社会学的思考を手がかりに、公教育政策における構造的不平等を徹底的に分析し、優生思想が過去の遺物ではなく、現代の「寡頭支配体制」の形成について考察する。
- 「異議申し立て(クレイム)」を通じて「支配(クラシー)」する――「教育改革のクレイモクラシー」とは何か。
アレントの政治的思考とブルデューの社会学的思考を手がかりに、公教育政策における構造的不平等を徹底的に分析、新しい優生思想と政治とが相互依存する実例をあげながら、現代の「寡頭支配体制」の形成について考察する。
〈ガンターは本書で,人びとの間の相互行為としての活動の場としての「小さなアゴラ」を提唱する。それは「生産的な政治活動の場」であり,そこで知的活動家として行動を起こすことが重要であると説く〉(「訳者解説」より) - 〈主な内容〉
第1章 導入:教育改革のクレイモクラシー
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第I部 教育政策の政治社会学
第2章 教育の現代化/第3章 知識生産による統治/第4章 政策の死
第II部 現行の教育政策の政治社会学
第5章〈社会的位置〉/第6章〈視点〉/第7章 実践レジーム
第8章 交換関係/第9章 批判的教育政策研究
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第10章 結論:知的活動主義
