私の東アジア考古学
出版社: 海鳥社
- 一人の研究者の足跡を通して見えてくる日本考古学史。
小学5年生の時に見つけた土器片。そこからすべてが始まった。奈良・京都で学び、最初の就職先で平城宮跡を発掘。やがて九州に舞台を移し、県の文化財技師から大学教員へ。
「時」と「所」と「人」に恵まれた80年を振り返る。 - 第1章 私の歩み
歴史の宝庫・高槻に生まれ、育つ
都・奈良で学び、各地の発掘調査に参加
東アジア考古学のメッカ・京都で朝鮮考古学を専攻
平城宮跡を掘り、韓国へはじめて短期留学
開発との戦い
九州大学の教壇に立つ
定年退職後、現在
第2章 忘れ得ぬ人々
■小学校から大学生のころ
長尾淑子先生/佐村兼亮先生/後藤守一先生/森浩一先生/藤澤一夫先生/原口正三先生/水野正好氏/葛原克人氏
■大学院生のころ
有光教一先生/樋口隆康先生/井上秀雄先生/上田正昭先生/韓炳三氏
■奈文研から福岡県教委へ
賀川光夫先生/上野精志氏/近藤義郎先生/西川宏氏
■九州大学在職二九年
岡崎敬先生/横山浩一先生/金関恕先生/佐原真氏/角田文衞先生/平野邦雄先生/永留久恵先生/江上波夫先生/斎藤忠先生/原田大六先生/田中幸夫先生/金元龍先生/金基雄先生/王仲殊先生/安志敏先生