アレクシアス
出版社: 悠書館
- 西洋古代・中世唯一の女性歴史家によるビザンツ歴史文学の最高傑作を初邦訳。父ビザンツ皇帝アレクシオス1世の生涯を克明に描く。
- 西洋古代・中世唯一の女性歴史家による、ビザンツ歴史文学の最高傑作を初邦訳。父ビザンツ皇帝アレクシオス1世の波乱に満ちた生涯を克明に描く。詳細な訳註と索引付き。
- アンナ=コムニニの生涯―日本語訳『アレクシアス』に寄せて―(井上浩一)
系図:コムニノス家とドゥカス家
付図Ⅰ:帝国東方部
付図Ⅱ:帝国西方部
付図Ⅲ:コンスタンティノープル
序文:時は何ものにも遮られることなく不断に流れ行き……
第Ⅰ巻:私の父皇帝アレクシオスは帝笏を握る以前においてさえローマ人の帝国に……
第Ⅱ巻:皇帝アレクシオスの出生地とその一族について知りたい読者は………
第Ⅲ巻:コムニノス家の男たちは宮殿を掌握するや、即座に……
第Ⅳ巻:第4エピネミシスの6月17日、[ディラヒオンの]平野ではロベルトスはすでに……
第Ⅴ巻:もちろんロベルトスは何の心配もなくすべての戦利品と皇帝の幕舎を奪い取った後…
第Ⅵ巻:すでに語られたように、ヴリエニオスがカストリアを掌握しているので……
第Ⅶ巻:春の始まりと共に、ツェルグゥはダヌヴィスの上部[北]に位置する山道を越えたが…
第Ⅷ巻:皇帝は、スキタイの首領たちが一集団を選び出しヒロヴァクヒに向けて送りだし…
第Ⅸ巻:さてヨアニスとグリゴリオス=ガヴラスの問題をそのように処理すると、皇帝は……
第Ⅹ巻:あの悪名高いニロスはイタロスの教説が打ち倒された後に間もなく現れ……
第Ⅺ巻:ヴァイムンドスとすべての伯はそこからキヴォトスへ渡ろうとしていた地点で……
第Ⅻ巻:ヴァイムンドスの最初の渡航に関する来事、明らかに自分自身のためにローマ人の……
第ⅩⅢ巻:確かにその時居合わせた私たちすべては、皇帝の堂々とした態度に驚愕した。……
第ⅩⅣ巻:さて皇帝においてはついに所期の目的が果たされ、他方ヴァイムンドスは……
第ⅩⅤ巻:フィリプポリスにおいて行われた、またマニ教徒に対して取られた皇帝の働きは……
訳者あとがき
訳註
関連史料および参照文献
索引
凡例