校則と子どもの権利 みんなのルールメイキング

校則と子どもの権利 みんなのルールメイキング

出版社: 子どもの未来社
著者: 佐藤 香代、三坂 彰彦、根本 藍、森本 周子、まえだ たつひこ
  • 校則を子どもの権利の視点で見直してみると
  • 校則って何のためにあるの? 見直したい時はどうしたらいい? 校則に疑問をもった子どもたちが、どんな基準で見直し、考え合い、自分たちの意見を発信していくかの参考になる本。子どもの権利や学校に関する法律も解説。
  • 校則って何のためにあるの? 見直したい時はどうしたらいい? 校則に疑問をもった子どもたちが、どんな基準で見直し、考え合い、自分たちの意見を発信していくかの参考になる本。子どもの権利や学校に関する法律も解説。
  • はじめに 
    【第1章】 学校の校則・ルール、なぜ必要なの?
    校則(ルール)って、どの学校も同じ?
    校則で意見が分かれやすいのはどの部分?
    コラム 保護者が校則を決めてほしいと望んでいる?
    その校則は今の時代にあっている?
    コラム 社会や時代の変化にあわせて
    校則が子どもの権利を傷つけることもある
    コラム 校則──呼び名はちがっても
    【第2章】 校則と「人権」・「子どもの権利」
    人権ってなに?
    人権を3つの大切な権利で考える
    子どもの権利ってなに?
    子どもならではの権利を定めた「子どもの権利条約」
    だいじな意見表明権校則を考える時にも意見表明権は大切
    コラム 海外の校則は?
    「教育を受ける権利 」も大切な子どもの権利
    「生徒指導提要」にも子どもの権利が!
    こども基本法を知っておこう
    コラム「 校則を守ること」と「教育の機会を確保すること」、どっちが大事?
    【第3章】 学校・校則は何のためにある?  
    学校は何のためにある?
    国や社会に役立つ「人材」を育てるための学校から、子どもが学ぶ権利を保障するための学校へ
    内申点を上げ、受験でいい点を取って、有利な進学をするため?
    将来社会に出た時、役立つ知識や社会で生きていくのに必要な能力を身につけるため
    学校生活を通じて自分の興味・関心や個性を伸ばしていくため
    校則は何のためにある?
    校則は、みんなが生活しやすくするためにある?
    校則は、弱い立場の人を守るためにある?
    校則は、先生が生徒たちを指導や管理しやすくするためにある?
    校則は、生徒が自分らしく個性を伸ばし、成長発達していくためにある?
    校則はだれが決める? 生徒には決める権利はないのか?
    子どもの権利の扱かわれ方の変化
    最善の利益を考慮される子どもの権利と意見を聴かれる権利
    コラム だれもが自分らしく学べる学校と校則 54
    【第4章】 学校のルールをチェックしてみよう
    ルールを見直してみよう
    「合理的な内容になっているか」を考える
    「自由や権利が制限されすぎていないか」を考える
    校則を見直してみよう
    「くつしたの色は白色のみ」は合理的な内容?
    特に急いで見直したほうがよい校則とは?
    コラム 暗黙のルールって?
    校則を考えあってみよう
    スマホ禁止の校則について意見を出しあう
    コラム オーストラリアでは16歳未満のSNS禁止
    【第5章】 少数者にとってのルールを考える 少数者って?
    性的マイノリティと性の多様性
    コラム 性的マイノリティに関する社会の動き
    少数者にとっての校則は?
    人権(子どもの権利 )と制服
    文科省の通知・生徒指導提要などに基づく対応
    コラム 外国人の人権
    コラム 子どもの権利救済について
    弁護士会の相談窓口
    【第6章】 わたしたちのルールメイキング
    ルールメイキングってどうやるの?
    コラム ルールメイキングってなあに?
    プロセス1 中心的に話し合いをするメンバーを決める
    プロセス2 どの校則について考えるかの意見を募集する
    プロセス3 どの校則を見直すのかを決める
    プロセス4 見直す校則の内容について対話や調査をする
    プロセス5 先生に校則の見直し案を提案し、先生と話し合いをする
    プロセス6 新しい校則を全生徒に知らせる
    ルールメイキングを経験して
    おわりに(大人のみなさんへ)
    資料 関連する法律の条文

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