外国人労働者としての難民

外国人労働者としての難民

出版社: 春風社
著者: 小野塚和人
  • オーストラリアの農村自治体における、外国人労働者としての難民の受け入れ実践の考察を通じて、日本の外国人労働者の受け入れにおいて必要な支援策を考えるときに参考となる、先進的な事例を提示する。
  • 序章
    第1章 難民認定者に対する定住と統合の実現に向けた支援策
    第2章 難民認定者が地方部に向かう社会的・政策的な経路
    第3章 地方部への技能移民の就労と配置を促進する政策的実践
    第4章 地方部における非熟練・半熟練労働力の確保に関する政策的実践:「太平洋諸島労働協定(PLS)」の園芸農業部門での利用状況を中心に
    第5章 カタニングにおける難民コミュニティ主導型の移住事業の展開
    第6章 ダルウォリヌの「地域人口増強計画」にみる住民主導型による難民認定者を受け入れる試み
    第7章 ニルにおける雇用主主導型による難民認定者の受け入れ事業の展開
    第8章 外国人労働者としての難民の受け入れにあたって、受け入れ社会側に求められる施策
    第9章 難民はいかにして「難民」となるのか:カレン人コミュニティリーダーのライフストーリー
    終章

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