国際学の先端研究
出版社: 論創社
- 多発する国家間戦争に学問は無力か?英国学派の国際関係論を再評価し、日本という「準」周辺国の国際政治学を発展させる書。
- 多発する国家間戦争に学問は無力か?
時代の転換を捉える7つの論説!
本書は英国学派の国際関係論を再評価することで、日本という「準」周辺国の国際政治学を発展させようとの野心的な試みである。
国際関係論の気鋭の専門家7人による渾身の書き下ろし! - 【目次】(下記は全執筆者)
第1章 国際関係論における「中心」と「周辺」
──池田丈祐(東北学院大学法学部教授)
第2章 国際社会の「拡大」再考
──千知岩正継(宮崎産業経営大学法学部准教授)
第3章 国際社会論におけるバーク
──苅谷千尋(金沢大学高大接続コア・センター特任助教)
第4章 イギリスの人道的介入からみえる国際社会の現在地
──小松志朗(山梨大学大学院総合研究部准教授)
第5章 ヨーロッパ国際社会へのオスマン帝国/トルコ共和国の参入
──今井宏平(日本貿易振興機構アジア経済研究所海外研究員)
第6章 国際社会と日本の「邂逅」
──大中真(桜美林大学リベラルアーツ学群教授)
第7章 ブルの国際社会論
──加藤朗(桜美林大学名誉教授)