行政法研究 第57号

行政法研究 第57号

出版社: 信山社出版
著者: 行政法研究会、宇賀 克也、西上 治、谷 遼大、船渡 康平、巽 智彦、高田 倫子、近藤 卓也、森廣 祐也、山田 哲史
  • 行政法専門誌第57号。巻頭言は「デジタル社会形成基本法等の改正」(宇賀)、特集「ヨーロッパ行政法・国際行政法の基本構造」。
  • 行政法専門誌第57号。巻頭言は「デジタル社会形成基本法等の改正」(宇賀)、特集「ヨーロッパ行政法・国際行政法の基本構造」。
  • ◆行政法理論の基層を探求する行政法専門誌 ― 「行政法学のアリーナ」としての役割を果たすべく、57号も第一線の執筆陣が集い、精緻・広範な考察を行う◆
    巻頭言(宇賀)は「デジタル社会形成基本法等の改正」。特集「ヨーロッパ行政法・国際行政法の基本構造―『行政法ハンドブック第2巻』に寄せて」は54号の特集に続く第2弾。57号では5人の執筆者(谷、舩渡、巽、高田、西上)が、各自の関心に応じて各部から1つずつ論文を選び、自由に論評を展開。ほかに、論説(近藤)、行政法ポイント判例研究(森廣)、書評(山田)も掲載。
  •   『行政法研究第57号』
      行政法研究会 編集
    【巻頭言】デジタル社会形成基本法等の改正〔宇賀克也〕
    ― * ―
    ◇特集  ヨーロッパ行政法・国際行政法の基本構造―『行政法ハンドブック第2巻』に寄せて◇
    1 特集の趣旨〔西上 治〕
    2 EU行政と加盟国行政―EU法とドイツ法の関係〔谷 遼大〕
     Ⅰ はじめに
     Ⅱ 本論文の内容の概観
     Ⅲ 若干のコメント
    3 法源および法のレベル―ヨーロッパ行政法および国際行政法におけるソフトロー〔船渡康平〕
     Ⅰ 要  約
     Ⅱ 評  価
    4 原  理―国家アイデンティティの一部としての行政〔巽 智彦〕
     Ⅰ はじめに
     Ⅱ 導 入(A)
     Ⅲ EU法における国家アイデンティティの保護(B)
     Ⅳ ドイツ憲法における国家アイデンティティの保護(C)
     Ⅴ 国家アイデンティティの行政法上の礎石(D)
     Ⅵ おわりに―若干のコメント
    5 方 法 論―EU法適合的解釈および法形成の原則〔高田倫子〕
     Ⅰ はじめに
     Ⅱ 本論文の概要
     Ⅲ 検  討
    6 挑  戦―ヨーロッパ行政法の法典化〔西上 治〕
     Ⅰ はじめに
     Ⅱ 本論文の概要
     Ⅲ 若干のコメント
    〈論 説〉
    大川小学校津波訴訟における組織的過失論の検証〔近藤卓也〕
     Ⅰ はじめに
     Ⅱ 大川小学校津波訴訟
     Ⅲ 学説の反応
     Ⅳ 組織的過失のあり方
     Ⅴ おわりに
    〈行政法ポイント判例研究〉
    行政指導を用いた面会制限の違法性
    大阪高裁令和5年8月30日 森廣 祐也…161
    〈書 評〉
    斉‌藤邦史『プライバシーと氏名・肖像の法的保護』(日本評論社,2023年)〔山田哲史〕

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