要件事実原理

要件事実原理

出版社: 信山社出版
著者: 並木 茂
  • 民法の各規定が行為規範であることを制定当時の諸文献から論証。市民の権利確保のために、民事実体法の法規の性質や要件事実を考究。
  • 民法の各規定が行為規範であることを制定当時の諸文献から論証。市民の権利確保のために、民事実体法の法規の性質や要件事実を考究。
  • 民法の各規定が行為規範であることを制定当時の諸文献から論証。私法上の権利は、裁判を待たずして発生して存在し、ときに変更し消滅する。市民の権利確保のために、民事実体法の法規の性質や要件事実を考究。いま再び要件事実論、その原理を問い直す。民事訴訟に携わる弁護士・司法書士・民法を指導する教師、司法試験を目指す学生必読の書。
  • 『要件事実原理(学術選書205)』
     並木 茂 著
    【目  次】
    は し が き
    は じ め に
    Ⅰ 要件事実の前提となる事項
     1 民事法の種別とわが民事法の属する法の系譜
     2 実質的意義の民法を組織する個別的法規範および民法典の各規定の法的性質
     3 民法上の規定を裁判規範とみるか行為規範とみるかの争い
     4 行為規範の構造
    Ⅱ 要件事実(論)において事前に理解していなければならない事項
     1 民事上の訴えの提起および民事訴訟における審判の対象
     2 行為規範の定める法律効果と請求の内容となる権利の存否等との関連の仕方
     3 民事訴訟における主張と証明
    Ⅲ 要件事実(論)
     1 要件事実(論)緒言
     2 要件事実の意義および機能
     3 分配効果および要件事実の分別
    Ⅳ 民事訴訟における主張責任と証明責任
     1 主張責任と証明責任との関係
     2 主張責任の意義
     3 証明責任の意義
    Ⅴ 要件事実論についての司法研修所の見解と私見の違いのまとめ
     (1) 要件事実論の構造について
     (2) 民事訴訟の結果(判決の主文)について
     (3) 実質的意義の民法を認めるか否かおよび権利の根拠について
     (4) 契約の種類,意義等について
     (5) 権利主張および権利自白ならびに規範的要件について
     (6) 民事訴訟における審判の対象について
     (7) 主張責任の分配ないし証明責任の分配について
     (8) 弁論主義の根拠等について
     (9) 主張責任および証明責任について
     (10) 主張責任の分配と主張責任との関係および証明責任の分配と証明責任との関係について
     (11) 裁判官の心証と要証事実の認定について
     (12) 要件事実(論)について
    事項索引
    人名索引
    判例索引
    条文索引

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