〈概観〉社会福祉法〔第3版〕

〈概観〉社会福祉法〔第3版〕

出版社: 信山社出版
著者: 伊奈川 秀和
  • 社会福祉法を200頁弱で俯瞰できる薄型概説書。36個の図表と相互参照で理解が深まる。また主要な行政解釈にも触れられる最新版。
  • 社会福祉法を200頁弱で俯瞰できる薄型概説書。36個の図表と相互参照で理解が深まる。また主要な行政解釈にも触れられる最新版。
  • ◆図表と相互参照で俯瞰する薄型概説書 ― 全体像のイメージから入りたい初学者や実務家に最適の書◆
    社会福祉法を200頁弱で俯瞰できる薄型概説書。36個の図表と相互参照で理解が深まる。また主要な行政解釈にも触れられる。さらに『〈概観〉社会保障法総論・社会保険法(第3版)』と併せれば、社会保障法の全体を学べる。今版では薄さを維持しつつアップデートは行うとの方針の下、第9章の末尾に「相談支援」の項を新設した。
  •   『〈概観〉社会福祉法(第3版)』
      伊奈川秀和(東洋大学福祉社会デザイン学部教授) 著
    【目  次】
    第3版はじめに
    初版はじめに
    ◆第1章 社会福祉法の概観
    第1節 社会福祉の射程
     1 福祉の多義性/2 社会福祉の意義/3 社会福祉に関係する実定法/4 社会福祉法の概念
    第2節 社会福祉の理念
     1 実定法の理念/2 実定法を支える理念・モデル
    第3節 社会福祉の分類
     1 社会福祉法の分類/2 社会福祉事業の分類
    ◆第2章 社会扶助の規範的基礎
    第1節 社会扶助の規範的基礎
     1 憲法規範としての生存権/2 社会扶助の基礎としての連帯
    第2節 社会福祉の実施責任
     1 生存権保障等との関係/2 社会福祉の組織
    第3節 政策主体
     1 行政の重層構造/2 専門組織
    第4節 経営主体
     1 意 義/2 主体の概観/3 設置主体と運営主体/4 社会福祉法と福祉各法との関係/5 社会福祉法人
    第5節 実践主体
     1 社会福祉の専門性/2 福祉職の種類/3 国家資格制度/4 民生委員/5 ボランティア
    ◆第3章 社会福祉の方式等
    第1節 社会福祉の方式
     1 社会保険と社会扶助/2 社会扶助の給付方式
    第2節 社会福祉の給付方式
     1 措置方式/2 保育所方式/3 個人給付方式/4 社会保険方式/5 任意契約方式
    第3節 社会扶助の権利保障
     1 概 観/2 手続保障/3 受給権の保護等/4 権利救済
    ◆第4章 社会福祉の行財政
    第1節 社会福祉行政の基本
     1 概 観/2 地方分権/3 自治事務及び法定受託事務/4 条例委任
    第2節 福祉計画
     1 計画の意義/2 各種計画の体系/3 計画導入の流れ/4 福祉計画の意義
    第3節 社会福祉の財政
     1 社会福祉の財政規模/2 社会福祉の財政方式/3 社会福祉の財源/4 地方財政との関係/5 補助金等の規範的根拠/6 憲法89条との関係
    第4節 利用者負担
     1 概 観/2 法的性格
    ◆第5章 公的扶助法
    第1節 公的扶助の体系
     1 概 観/2 生活保護の位置付け
    第2節 生活保護の理念(理念論)
     1 実定法上の拠り所/2 理念上の拠り所/3 機能上の拠り所
    第3節 生活保護の原則(原則論)
     1 4原理4原則/2 保護の補足性/3 実施責任
    第4節 生活保護の水準(水準論)
     1 健康で文化的な最低限度の生活/2 定期的検証/3 保護基準の変更/4 他制度との関係
    第5節 生活保護の給付(給付論)
     1 給付の概観/2 自立助長/3 各種給付金及び支援事業
    第6節 生活保護の過程(過程論)
     1 手続的権利の重要性/2 申請保護/3 急迫保護/4 制度の運用
    第7節 生活保護の財政(財政論)
     1 費用負担/2 費用徴収等
    第8節 その他の関連制度
     1 生活困窮者自立支援法/2 ホームレスの自立の支援等に関する特別措置法
    ◆第6章 高齢者福祉法
    第1節 基本構造
     1 高齢者概念/2 高齢者福祉法の概観
    第2節 老人福祉法
     1 意 義/2 概 観/3 住宅施策との関係
    第3節 介護保険法
     1 概 観/2 保険関係/3 要介護認定等/4 給 付/5 一部負担/6 事業者の指定/7 介護報酬/8 地域支援事業/9 介護保険事業計画/10 財 政
    ◆第7章 障害者福祉法
    第1節 基本構造
     1 障害者福祉法の概観/2 障害の概念/3 障害者基本法の意義
    第2節 身体障害者福祉法,知的障害者福祉法及び精神保健福祉法
     1 身体障害者福祉法/2 知的障害者福祉法/3 精神保健福祉法
    第3節 障害者総合支援法
     1 制度の位置付け/2 制度の概観
    ◆第8章 子ども福祉法
    第1節 基本構造
     1 子ども福祉法の概観/2 基 本 法/3 子ども福祉の射程/4 子どもの最善の利益
    第2節 児童福祉法
     1 意 義/2 概 観
    第3節 子ども・子育て支援法
     1 意 義/2 概 観
    第4節 社会手当
     1 社会手当の意義/2 児童手当法の概観/3 児童扶養手当法の概観/4 特別児童扶養手当法の概観
    ◆第9章 社会福祉の新たな規整手法
    第1節 概 観
     1 社会福祉のパラダイム転換/2 新たな規整手法の登場
    第2節 需給調整に関する規整
     1 規整の動向/2 新たな規整の登場/3 福祉における需給調整に関する問題
    第3節 利用者の権利保障
     1 権利保障の意義/2 最低基準等/3 評価制度/4 権利擁護/5 虐待防止等/6 差別禁止/7 相談支援
    索 引

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