法社会学ブックガイド2010-2023
出版社: 信山社出版
- 書籍51冊を対象に、法社会学の第一線で活躍する執筆陣が分かり易く書評。研究者、実務者から学生まで、広く法社会学の魅力を伝える
- 書籍51冊を対象に、法社会学の第一線で活躍する執筆陣が分かり易く書評。研究者、実務者から学生まで、広く法社会学の魅力を伝える。。
- ◆「法社会学』の魅力を伝えるブックガイド―最近の法社会学分野のすぐれた研究書とその学術的・社会的意義を分かり易く解説◆
2010 年から2023 年までに刊行された書籍51 冊を対象とし，それぞれについて，法社会学の第一線で活躍する執筆陣が，各書籍につき、【本書の概要】→【内容紹介】→【コメント】という構成で、分かり易く書評。研究者、実務者から学生まで、広く「法社会学」の魅力を伝える。 - 『法社会学ブックガイド2010-2023』
【編 集】飯田高/太田勝造/佐藤岩夫
【編集協力】ディミトリ・ヴァンオーヴェルベーク/齋藤宙治/平田彩子
1 『民事訴訟政策と心理学』菅原郁夫 … 今在慶一朗
2 『現代日本の紛争処理と民事司法1 法意識と紛争行動』松村良之／村山眞維編,『現代日本の紛争処理と民事司法2 トラブル経験と相談行動』樫村志郎／武士俣敦編,『現代日本の紛争処理と民事司法3 裁判経験と訴訟行動』ダニエル・H・フット／太田勝造編 … 森 大輔
3 『司法制度の深層 ― 専門性と主権性の葛藤』棚瀬孝雄 … 尾崎一郎
4 『ゲーム理論で読み解く国際法 ― 国際慣習法の機能』森大輔 … 村松幹二
5 『実践の中のジェンダー ― 法システムの社会学的記述』小宮友根 … 山田恵子
6 『批判法学の構図 ― ダンカン・ケネディのアイロニカル・リベラル・リ ―ガリズム』船越資晶 … 吾妻 聡
7 『違憲審査制をめぐるポリティクス ― 現代アメリカ連邦最高裁判所の積極化の背景』見平典 … 秋葉丈志
8 『コモンズからの都市再生 ― 地域共同管理と法の新たな役割』高村学人 … 久米一世
9 『現代調停論 ― 日米ADR の理念と現実』入江秀晃 … 林真貴子
10 『下北半島の法社会学 ―〈個と共同性〉の村落構造』林研三 … 高野さやか
11 『法的支援ネットワーク ― 地域滞在型調査による考察』吉岡すずか … 山口 絢
12 “The Changing Role of Law in Japan: Empirical Studies in Culture,Society and Policy Making”Dimitri Vanoverbeke, Jeroen Maesschalck,David Nelken and Stephan Parmentier（eds.） … 岩崎将基
13 『刑事制度の周縁 ― 刑事制度のあり方を探る』松原英世 … 後藤弘子
14 『日本人から見た裁判員制度』松村良之／木下麻奈子／太田勝造編著 … 杉野 勇
15 『変動期の日本の弁護士』佐藤岩夫／濱野亮編 … … 米田憲市
16 『ポスト・スハルト期インドネシアの法と社会 ―裁くことと裁かないことの民族誌』高野さやか … 中空 萌
17 “Juries in the Japanese Legal System: The Continuing Struggle for Citizen Participation and Democracy”Dimitri Vanoverbeke … 佐伯昌彦
18 『法と社会科学をつなぐ』飯田高 … 渡辺千原
19 『産業秩序の法社会学 ― いかにして産業は「ホンモノ」となるか』岡村暢一郎 … 飯田 高
20 『犯罪被害者の司法参加と量刑』佐伯昌彦 … 松原英世
21 『親密圏における暴力 ― 被害者支援と法』手嶋昭子 … 田巻帝子
22 『自治体現場の法適用 ― あいまいな法はいかに実施されるか』平田彩子 … 馬場健一
23 『国籍法違憲判決と日本の司法』秋葉丈志 … 大塚 浩
24 『法・情報・公共空間 ― 近代日本における法情報の構築と変容』郭薇 … 阿部昌樹
25 『責任と法意識の人間科学』唐沢穣／松村良之／奥田太郎編著 … 藤田政博
26 『訴訟と専門知 ― 科学技術時代における裁判の役割とその変容』渡辺千原 … 前田智彦
27 “Japanese Society and Lay Participation in Criminal Justice:Social Attitudes, Trust, and Mass Media”Masahiro Fujita … 笹倉香奈
28 “Lay and Expert Contributions to Japanese Criminal Justice.”Erik Herber … ディミトリ・ヴァンオーヴェルベーク
29 『知的所有権の人類学 ― 現代インドの生物資源をめぐる科学と在来知』中空萌 … 久保秀雄
30 『声の法社会学』西田英一 … 李 英
31 『自治基本条例 ― 法による集合的アイデンティティの構築』阿部昌樹 … 平田彩子
32 “The Culture of Capital Punishment in Japan” David T. Johnson … 四宮 啓
33 『人を知る法，待つことを知る正義 ― 東アフリカ農村からの法人類学』石田慎一郎 … … 樫村志郎
34 『非正規雇用の法政策 ― 社会保険法制度による可能性』楠本敏之 … 清水 剛
35 『高齢者のための法的支援 ― 法律相談へのアクセスと専門機関の役割』山口絢 … 吉田直起
36 『法臨床学への転回1 法の権力とナラティヴ』,『法臨床学への転回2 紛争過程とADR』,『法臨床学への転回3 法臨床学への転回』和田仁孝 … 入江秀晃
37 『AI 時代の法学入門 ― 学際的アプロ ―チ』太田勝造編著 … 郭 薇
38 『裁判員時代の刑事手続に関する法教育基礎理論序説』佐藤伸彦 … 橋場典子
39 『社会的排除と法システム』橋場典子 … 佐藤伸彦
40 『感染症と経営 ― 戦前日本企業は「死の影」といかに向き合ったか』清水剛 … 太田勝造
41 『子どもと法 ― 子どもと大人の境界線をめぐる法社会学』齋藤宙治 … 和田仁孝
42 『裁判官幹部人事の研究 ―「経歴的資源」を手がかりとして（増補改訂版）』西川伸一 … 佐藤岩夫
43 『司法の法社会学Ⅰ ― 個人化するリスクと法的支援の可能性』『司法の法社会学Ⅱ ― 統治の中の司法の動態』佐藤岩夫 … 高橋 裕
44 『平成司法改革の研究 ― 理論なき改革はいかに挫折したのか』須網隆夫編 … 石田京子
45 『近代日本における勧解・調停 ― 紛争解決手続の歴史と機能』林真貴子 … 仁木恒夫
46 “Japan’s Prosecution Review Commission: On the Democratic Oversight of Decisions Not To Charge” David T.Johnson … 許 仁碩
47 『現代日本の紛争過程と司法政策 ― 民事紛争全国調査 2016 ―2020』佐藤岩夫／阿部昌樹／太田勝造編 … 藤本 亮
48 『子どもたちの命と生きる ― 大川小学校津波事故を見つめて』飯考行編著 … 大坂恵里
49 『市民社会の法社会学 ― 市民社会の公共性を支える法的基盤』佐藤岩夫 … 飯 考行
50 『子どもの意見表明権の保障 ― 家事司法システムにおける子どもの権利』原田綾子 … 齋藤宙治
51 『個人化する社会と閉塞する法』尾崎一郎 … 佐藤岩夫
