
先住民族の権利研究
出版社: 信山社出版
- 「先住民族」という概念が生まれる歴史を探り、日本の遺骨返還問題ならびにカナダでの暴力と差別の問題を紹介し、問題点を論議する。
- 「先住民族」という概念が生まれる歴史を探り、日本の遺骨返還問題ならびにカナダでの暴力と差別の問題を紹介し、問題点を論議する。
- ◆先住民族の歴史と権利保障を考える◆
世界の先住民族は、国際法上の「人民」が享有する自己決定権を持つだけでなく、自分たちの人権と先住民族の権利を国家、国際機関等に尊重・保護するよう求めてきた。本書では、「先住民族」という概念が生まれる歴史を探り、先住民族の定義を巡る議論を分析し先住民族の権利保障の国際基準にふれた上で、日本の遺骨返還問題ならびにカナダでの暴力と差別の問題を紹介し問題点を論議する。 - 『先住民族の権利研究ー国際人権法からのアプローチ』
苑原俊明(大東文化大学名誉教授) 著
【目 次】
は じ め に
第1章 先住民族についての判決
第2章 先住民族はいかにして生まれたか
1 大航海時代
2 フランシスコ・デ・ビトリア
3 他者としての先住民族
4 「無主地」論
5 小 括
第3章 先住民族の定義
1 先住民族と国際人権
2 コーボ報告とILO条約
(1) コーボ報告/(2) ILO条約/(3) 自己認識の基準
3 小 括
第4章 先住民族の権利回復の潮流
1 日本のアイヌ民族
(1) 幕末期と「北海道開拓」/(2) 北海道旧土人保護法の制定/(3) 「アイヌ新法案」と国連での復権活動への参加
2 国連先住民族権利宣言の成立
(1) 先住民族の権利に関する国連宣言の採択/(2) UNDRIPの規定内容について
3 UNDRIPの実施
(1) カナダ/(2) 日 本
4 小 括
第5章 日本での先住民族の遺骨返還
1 高裁判決の文脈
(1) 歴史的,社会的な背景/(2) アイヌ民族による遺骨返還運動
2 京都地裁判決
3 大阪高裁判決
4 小 括
第6章 先住民族女性,少女及び多様なジェンダーの人々への暴力と差別の問題
1 最終報告書(要約版)
(1) カナダでの「ジェノサイド」について/(2) 新たな枠組み/(3) 抑圧との出会い/(4) 家族,コミュニティ及びネイションを癒すこと
2 正義への呼びかけ(Calls for Justice)
(1) 変革のための原則/(2) 全体的な認定事項/(3) 人権,先住民族の権利と政府の義務
3 補足報告書
(1) 序 論/(2) ジェノサイドを定義する/(3) ジェノサイド犯罪行為(actus reus)としてのカナダの作為と不作為について/(4) 先住民族を破壊するカナダの特定の意図(故意)について(Canada's Specific Intent to Destroy Indigenous Peoples(Mens Rea))/(5) 結論:カナダのジェノサイドについての責任と賠償の義務について(Conclusion: Canada's Responsibility for Genocide and Obligations of Reparations)/(6) 小 括
4 特別報告者の報告
第7章 結 論
〈資料〉先住民族の権利に関する国際連合宣言(仮訳)
あ と が き
事項索引
人名索引 - 風木 淳 著;0301;01;具体的に何が経済安全保障上問題となるのか。実務の観点から、領域や技術ごとのケース・スタディを通じた実践論を説く。;20230601
