日米安保と砂川判決の黒い霧

日米安保と砂川判決の黒い霧

出版社: 彩流社
著者: 吉田 敏浩
  • 日米安保史上、最も重要な砂川事件裁判(1959年)。本書は砂川判決の裏面を暴き、日米安保体制を根本から問うものである。
  • 日米安保史上、最も重要な1959年の砂川事件裁判。本書は砂川判決の裏面を暴き、日米安保体制を根本から問うものである。裁判判決前でのアメリカ大使への情報漏洩等の不透明性は、安倍政権の不当法制正当化へも利用された。
  • 日米安保史上、最も重要な砂川事件裁判(1959年)。
    その波紋は、いまなお広がっている!
    米軍基地拡張に反対した砂川闘争をめぐる事件の裁判では、
    最高裁長官が判決前にアメリカ大使に情報漏洩するなど、
    アメリカ側との秘密の接触があり、不透明で不公正だった。
    その事実は米解禁秘密文書が暴露している。時代が下り、
    砂川事件元被告たちは情報公開と再審を求め、国家賠償請求訴訟
    をも起こした。当時の安倍政権は専守防衛の原則を破る
    集団的自衛権の行使を解禁し、安保法制を強行成立させる際、
    正当化のために砂川最高裁判決を利用しているのであった。
    本書は砂川判決の裏面を暴き、日米安保体制を根本から問うものである。
    話題になった『「日米合同委員会」の研究』(2016年、創元社、
    日本ジャーナリスト会議(JCJ)賞受賞)の著者による最新刊!

人気の社会/思想/経済書籍

クレジット表示/商標について
サイトについて