ウスコク
出版社: 彩流社
- オスマン帝国覇権時、イタリア/バルカン周辺のアドリア海で名をはせた海賊ウスコク。民衆詩で英雄と謳われた彼らの実態を探る。
- オスマン帝国覇権時、イタリアとバルカン半島に挟まれるアドリア海で名を轟かせた海賊ウスコク。民衆詩で英雄と謳われたかれらの実態とは?軍政国境地帯の複雑な力学、近代国家の成立とアウトロー誕生の因果関係などに迫る。
- 盗賊か、英雄か______
アドリア海を荒らした海賊たちの物語。
オスマン帝国が覇権を広げるなか、
イタリア半島とバルカン半島に挟まれたアドリア海では、
海賊・ウスコクがその名を轟かせていた。
民衆詩で英雄と謳われたかれらの実態とは?
知られざるウスコクの歴史と暮らしぶりを明らかにする
とともに、
バルカン半島で、イスラムとキリスト教のせめぎあいの
最前線となった軍政国境地帯の複雑な力学、
近世国家の成立と“アウトロー”の誕生の因果関係を探る。