井筒俊彦 東洋哲学の深層構造

井筒俊彦 東洋哲学の深層構造

出版社: 慶應義塾大学出版会
著者: 澤井義次
  • 井筒俊彦が構築しようとした「東洋哲学」の全貌に迫る、待望の研究書
  • 井筒俊彦の生涯と哲学研究をひもとき、インド哲学やルードルフ・オットーの思想からの影響などを明らかにすることで、「東洋的現象学」とも呼ぶべき井筒「東洋哲学」の根源的特徴を描き出す。思想円熟期の井筒と親交を深めた著者による井筒研究の集大成。
  • はじめに
    序  章 生涯と哲学研究
    第一章 哲学的思惟とその意味論的地平
    第二章 「東洋哲学」の構築と展開
    第三章 エラノス会議と「東洋哲学」
    第四章 東洋思想の創造的な〈読み〉
    第五章 「東洋哲学」の意味論的世界観とその構造
    第六章 ヴェーダーンタ哲学の意味論的〈読み〉
    結 論

    参考文献
    あとがき
    索引

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