混迷のアメリカを読みとく10の論点
出版社: 慶應義塾大学出版会
- 世界が注目するアメリカの課題を、10の論点からあぶりだす。
- アメリカのゆくえを決める争点とはなにか?
経済的にも政治的にも分断が進む、超大国アメリカ。
選挙や議会制度のしくみから、中間層の喪失と経済、政治不信、文化戦争、対外関係など、世界が注目するアメリカの課題を、10の論点からあぶりだす。 - 序論 アメリカ政治の現在地
Part.1 二大政党政治の現状と課題
Part.2 アメリカの選挙政治
第1部 アメリカを悩ませる10の問題
第1章 アメリカはいったい誰のものか?――アメリカにおけるアイデンティティ政治
第2章 なぜ人々は政府を信用しないのか?
第3章 なぜアメリカは分極化しているのか?
第4章 今でもやはり「経済が重要!」なのか?
第5章 中絶と同性婚がアメリカを揺るがす?――宗教とジェンダー
第6章 世代論の罠――「ジェネレーションZ」とその特質
第7章 選挙戦はどう戦われるのか?――キャンペーン戦略の変遷
第8章 貿易政策と労働者をめぐる「外交の内政化」
第9章 アメリカが築き上げてきた国際秩序
第10章 岐路に立つリーダーとしてのアメリカ
第2部 アメリカはどこに向かっているのか?(鼎談)