子どもの理解と援助

子どもの理解と援助

出版社: 北大路書房
著者: 清水 益治、無藤 隆、五十嵐 元子、金山 元春、和田 美香、森野 美央、越中 康治、大内 晶子、宮田 まり子、木下 光二、中村 章啓、瀧川 光治、鶴 宏史、佐久間 路子、前田 泰弘、松嵜洋子、民秋 言、小田 豊、杤尾 勲、矢藤 誠慈郎
  • 新保育士養成課程,教職課程コアカリ「幼児理解の理論及び方法」に対応。子ども理解の視点・方法と援助のあり方を解説。
  • 新保育士養成課程,教職課程コア・カリキュラム「幼児理解の理論及び方法」に対応。子どもの発達や学びの特徴,子ども理解の視点と方法,その理解に基づいての発達援助のあり方を解説。「演習課題」では話し合う過程を入れ,保育者として同僚と対話を重ね,園としてのカリキュラム・マネジメントを行えることを狙いとした。
  • 新版に向けて 編集委員のことば
    はじめに
    第Ⅰ部 子どもの実態に応じた発達や学びの把握
    第1章 保育における子どもの理解の意義
     1節 子ども理解と保育の営み
     2節 豊かな子ども理解に向けて
     (演習)1 子ども理解が不十分な場合を考える力をつける/2 発達にあった遊びや関わりを考える力をつける
    第2章 子どもに対する共感的理解と子どもとの関わり(養護及び教育の一体的展開を含む)
     1節 共感的理解とは何か/なぜ必要か/いつ,どのように使うのか
     2節 養護と教育の一体性
     3節 子どもとうまく関わるために
    (演習)1 共感的理解をしている場面を見つける力をつける/2 養護と教育の一体的展開の記述を考える力をつける
    第Ⅱ部 子どもを理解する視点
    第3章 子どもの生活や遊び
     1節 生活のなかの学び
     2節 子どもの学びを支える保育者の関わり
     3節 遊びのなかの学び
     4節 子どもの生活や遊びを周囲との関係からとらえる視点
     5節 保育者としての省察
    (演習)1 生活の中の学びに気づき,学びを支える関わりを考える/2 遊びの中の学びに気づき,学びを支える環境や関わりを考える
    第4章 保育の人的環境としての保育者と子どもの発達
     1節 人的環境としての保育者の役割
     2節 保育者の役割と子どもの発達
    (演習)1 1つの場面における保育者の様々な関わりを考える/2 保育者の関わりの影響を考える
    第5章 子ども相互の関わりと関係づくり
     1節 遊びの中の関わり
     2節 保育者による関係づくり
    (演習)1 子どもどうしの関わりから子どもの捉え方を学ぶ/2 子どもどうしの関係作りを意図した保育者の関わりを考える  
    第6章 集団における経験と育ち
     1節 はじめて集団に入った幼児の事例から
     2節 幼児の集団・仲間との関わりを支えるために
    (演習)1 集団の特性を考える①(場所・教材)/2 集団の特性を考える②(遊び)     
    第7章 葛藤やつまずき
     1節 幼児期に経験する葛藤やつまずき
     2節 葛藤やつまずきを乗り越える力:社会情動的スキル
     3節 葛藤やつまずきを乗り越えるための環境
    (演習)1 自分の自己制御や自己抑制の力を振り返る/2 葛藤やつまずきの場面での関わりを考える
    第8章 保育の環境の理解と構成
     1節 乳児期
     2節 幼児期
     3節 園外環境にともに愛着のある場をつくり出す
    (演習)1 3歳未満児にとって望ましい環境を考える/2 3歳以上児にとって望ましい環境を考える
    第9章 環境の変化や移行
     1節 幼児との出会いと環境の変化
     2節 入園直後の子どもと保育者
     3節 転園による変化と幼児理解
     4節 小学校への滑らかな移行
    (演習)1 文献を元に入園直後の子どもへの関わりを考える①/2 文献を元に入園直後の子どもへの関わりを考える②
    第Ⅲ部 子どもを理解する方法
    第10章 観察・記録
     1節 実践と観察・記録
     2節 様々な保育記録
    (演習)1 観察・記録の方法を学ぶ①/2 観察・記録の方法を学ぶ②
    第11章 省察・評価
     1節 保育の営みの中の「省察」・「評価」
     2節 「省察」・「評価」の方法
     3節 「省察」・「評価」の実施時期
    (演習)1 省察・評価の方法を学ぶ①/2 省察・評価の方法を学ぶ② 
    第12章 職員間の対話
     1節 保育と対話
     2節 対話と人間関係
     3節 保育において対話を促す「もの」と「こと」
     4節 対話が拓く保育者の専門性
    (演習)1 対話を経験する/2 学生間の対話から保育者間の対話を想像する
    第13章 保護者との情報の共有
     1節 保育所保育指針に示される保護者との情報共有
     2節 保護者との情報共有のための姿勢
     3節 保護者との情報共有の方法
    (演習)1 送迎時のやりとりを演じる/2 連絡帳を書いてみる
    第Ⅳ部 子どもの理解に基づく発達援助
    第14章 発達の課題に応じた援助と関わり
     1節 発達の課題とは
     2節 発達の課題に応じた援助をするために
    (演習)1 発達課題を考える/2 発達課題に対する関わりを考える
    第15章 特別な配慮を要する子どもの理解と援助
     1節 特別な配慮を要する子ども
     2節 発達に問題のある子どもの理解
     3節 発達に問題のある子どもへの援助
    (演習)1 発達検査の経験を通して配慮を要する子どもを理解する方法を学ぶ/2 応用行動分析に基づく援助を学ぶ
    第16章 発達の連続性と就学への支援
     1節 就学に向けた子ども理解
     2節 小学校に何を伝えるのか
     3節 小学校にどのように伝えるのか
     4節 保育者に求められること=10の姿の理解し,記録に取ること
    (演習)1 幼稚園・保育所・小学校の連携の実態を調べる/2 要録の記述と10の姿の関係を学ぶ
    引用(参考)文献
    索引

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