諸世界の戦争 平和はいかが?
出版社: 以文社
- グローバルな多文化主義の背後に潜む「単一自然」の問題性を指摘し「多自然」主義にもとづく政治を提唱。新しい「永遠平和」へ。
- グローバルな多文化主義の背後に潜む「単一自然」の問題性を指摘し「多自然」主義にもとづく政治を提唱。現行のグローバリゼーションとカント以来の「永遠平和」をリセットする21世紀の存在論的政治学の試み。
- 「単一自然」の政治から「多自然」の政治へ。
現代人類学・現代思想における存在論的転回の中核をなしきたブリュノ・ラトゥールが語る「戦争と平和」とは。
ラトゥールは、グローバルな多文化主義の背後に潜む「単一自然」の問題性を指摘し、「多自然」主義にもとづく政治を提唱する。
現行のグローバリゼーションとカント以来の「永遠平和」をリセットする21世紀の存在論的政治学の試み。 - ChapterI 九 一 一
Chapter II ひとつの自然/多くの文化という分割によって与えられる間違った平和
Chapter III 単一自然から多自然主義へ
Chapter IV「平和ヲ欲スル者ハ……宣戦布告せよ」
ChapterV いかなる統一なのか? 自然法主義か? あるいは構成主義か?
訳者あとがき セール、ラトゥール、グリッサンをめぐる覚書(工藤晋)
解 題 わたしたちの「外交官」とは誰か、わたしたちの「共通世界」とは何か(近藤和敬)