
知はいかにして「再発明」されたか
出版社: 筑摩書房
- 人間はいかにして知を体系づけ、知は人間社会をどう作り変えてきたか。制度的変遷に着目し、古代から現代までを一望する画期的通史。解説 長谷川一
- 人々は知をいかにして組織化し、知は私たちの世界をどう形づくってきたか。知識の生産・蓄積・伝播はどんなメカニズムに基づいていて、知的分野における飛躍的な革新をもたらすものはいったい何なのか。本書では、人類の歴史における知のありようを「図書館」「修道院」「大学」「文芸共和国」「専門分野(ディシプリン)」「実験室」といった6つの制度に大別しつつ、その歴史的変遷をつぶさにたどっていく。古代の図書館から今日のインターネットまでをつらぬく知と人間との根源的な関わり合いを明らかにし、その行く末を占う比類なき試み。 解説 長谷川 一
- はじめに
第1章 図書館──紀元前3世紀~西暦5世紀
第2章 修道院──100年~1100年
第3章 大学──1100年~1500年
第4章 文芸共和国──1500年~1800年
第5章 専門分野──1700年~1900年
第6章 実験室──1770年~1970年
結語――そしてインターネットへ
謝辞/解説(長谷川一)/旧版訳者あとがき/文庫版訳者あとがき/原注
