スバらしきバス

スバらしきバス

出版社: 筑摩書房
著者: 平田 俊子
  • 路線バス、コミュニティバス、高速バス……バスに乗る時間は、楽しく、心地よく、ちょっと寂しい。名バスエッセイが、増補文庫化! 解説 大竹昭子
  • バスに乗りたい。日常のおかしさやさびしさを道連れに、
    見知らぬ地へと運ばれたい。
    ――三浦しをん(帯文)
    東京や福岡の路線バス、コミュニティバス、高速バス、ツアーバス……詩人である著者は、ふらっとバスに乗り込むと、外の景色を眺め、本を読み、ぼんやりし、バス停の名前から物語を妄想し、乗客を観察する。終点まで行って、また同じ路線で折り返す。そんなバスの中の時間は、楽しく、心地よく、ちょっと寂しい。ユーモアと叙情を湛えた傑作バスエッセイが増補文庫化。
    解説 大竹昭子
  • 森にいく
    三つの席
    よろける
    雨上がりのバスは
    四丁目から四谷へ
    図書館まで
    思い出経由、美容院いき
    こんな偶然
    浮き沈み
    明暗ある道
    王子様に会いに
    天神まで
    島部分
    うまくいかない
    ピアニシモの旅
    いとこに会いに
    ぐるぐるっと
    成増におりません
    桜をよけて
    「あかいくつ」に乗って
    真夏のめぐりん
    ざわざわ
    灯台まで
    とどろき、桃の木(文庫版書き下ろし)
    あとがき(単行本版)
    文庫のためのあとがき
    解説 バスには四本の映画がかかっている  大竹昭子

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