
恋愛少女マンガ全史
出版社: 筑摩書房
- ラブコメこそ少女マンガの王道である。恋愛少女マンガの魅力に迫り、その変遷に若者が抱いた戦後日本社会の夢と現実との亀裂を見る。
- ラブコメという王道にこそ、少女マンガの魅力が詰まっている。恋愛少女マンガの変遷を追い、若者の目から見た戦後日本社会の夢と現実の亀裂を明らかにする。
- マンガにおける男女の恋愛解禁に始まり、歴史ロマンとしての恋愛物、ロマンチック・コメディからおとめちっくマンガ、そして自立する女性の恋愛へ――恋愛少女マンガの変遷は、戦後日本の若者の歩みそのものだった。ラブコメという少女マンガの王道に焦点を当て、少女マンガが表現してきた生活や気持ちの揺れの細部に注目。少女マンガ家ならではの感性を読み解いて、その恋愛観や女性像、若者たちの価値観の移り変わり、さらには戦後日本社会における夢と現実の亀裂を明らかにする。
- 第1章 ラブストーリー解禁にむけて――ドラマ性、美しさ、そしてかわいらしさ
第2章 大ロマンからロマンチック・コメディへ
第3章 ラブコメは何を描いたか――西谷祥子・忠津陽子
第4章 「女の一生」を描くラブコメ、メロドラマ――大和和紀・一条ゆかり・里中満智子
第5章 恋愛と欲望をめぐるラディカルな探求――大島弓子・山岸凉子
第6章 多様化する恋愛――おとめちっくのそのまま、不良の刹那、優等生の憂鬱
第7章 バブル期という恋の終わり――岡崎京子を中心に
終 章 それでも少女マンガは恋をする
