
ミオのコンパス
出版社: 逆旅出版
- ゆうやみ山に暮らす小さなオオカミ・ミオ。
父に言われ夜の森へ旅立ち、恐れや涙の中で“腹の底のコンパス”を信じ歩… - 小さな腹ぺこオオカミ「ミオ」は、夜の森をひとりで越える旅へ。恐れや涙を抱えながらも、さまざまな出会いの中で“腹の底のコンパス”に導かれ、自分の進む道を見つけていく物語。
- ◆青を基調とした水彩画で表現する、勇気の物語
ゆうやみ山に暮らす、小さくてやせっぽちのオオカミ「ミオ」。
ある夕暮れ、父のゴンザに言われ、ななつ峠の群れへひとりで“食べ物”をもらいに行くことになる。日は沈み、森はどんどん闇に沈んでいく。
遠い道のり。真っ暗な夜の森。恐れや涙を抱えながらも、ミオは出会いを重ね、自分の中の小さな勇気を見つけていく。
それは“腹の底のコンパス”を信じる旅。小さなオオカミが自分の道を見つけるまでの物語。
◆社会の「 正解 」を押しつけられ、自分の感覚を信じられなくなった人へ
現代の日本では、子どもたちが家庭や社会との関わりの中で悩みや迷いを抱えることが増えています。
この絵本は、そんな時代の中で「人は生まれながらに生きる力を持っている」というメッセージを、やさしく、そしてまっすぐに伝えます。
◆迷っても転んでも諦めない勇気が、やがて光になる
ミオの旅を通して描かれるのは、暗闇の中でも歩みを止めないことの大切さ、そして自分の中にある「コンパス=直感や感覚」を信じることの尊さ。
この絵本は、子どもにも大人にも、自分自身の「針先」を思い出させてくれます。
暗闇のような時間に立ち止まりそうな時、「歩き続けることそのものが希望になる」と教えてくれる物語です。
