
ファンキー中国 出会いから紡がれること
出版社: 灯光舎
- 音楽家や収集家、ライター、祭祀採音者、研究者など多彩な書き手たちが描く中国体験記。書き手それぞれの小さな「出会い」を綴る。
- 音楽、クラフトビール、TikTok、豆腐屋、祭祀、ロックフェスに伝統劇――多彩な書き手が一堂に会し、それぞれの視点と切り口で綴った類例のない中国体験記。70年代の文革期から現代中国の人々や暮らしなどを風景を描…
- 音楽、クラフトビール、TikTok、豆腐屋、祭祀、ロックフェスに伝統劇――
多彩な書き手が一堂に会し、それぞれの視点と切り口で描く、ファンキーな中国体験記!
音楽家や収集家、映画祭主催者、祭祀採音者、研究者など13人が集まり、自身の体験した「中国」をそれぞれが思う存分に綴ったエッセイ集を刊行。
80年代の「魔都」上海と食の記憶、中国の村に出現したド派手なステージでのライブ、TikTok で見つけた瀋陽公園で溌溂と踊る人々。70年代の文革期から現代中国という時代をまたにかけ、北京の胡同(フートン)から雲南省、 果てはフランスや台湾、モンゴルにまでエッセイの舞台が広がっていく。
報道では伝えられることのない、書き手たちが映し出す中国の姿。「伝統」に新しいものを豪快に取り入れる姿があり、厳しい規制があるなか、生活に染み入る絶妙な「ゆるさ」や「自由」がある。ときにはカルチャーギャップと呼ばれるような衝撃にも戸惑いながら、書き手ひとりひとりが経験した小さな「出会い」を紡ぎます。
中国といえば国家や政治や歴史という大きなイメージをつい頭に浮かべてしまいがちですが、人と人が出会う小さな瞬間にこそ、かけがえのないものがある。そんな、ひとつの希望を感じるような一冊を刊行します。
本文とカバーのイラスト及び装幀は、『送別の餃子』でお馴染みの佐々木優さん。「14人目の書き手」として、自身の記憶に残る中国の街並みをカバーに描いていただきました。 - 〇目次
◆中国の〝ないないづくしの音楽〟
山本佳奈子
◆上海一九八七
広岡今日子
◆伝統は、生のものですから。
長嶺亮子
◆「おじさん動画」と自由の風
無常くん
◆尖閣列島わったーむん
宮里千里
◆自由・平等・豆腐:豆腐伝道師・李石曾をめぐって
二村淳子
◆インタビュー 中国〜アジア、地べたの音楽家どうしの交流
大友良英
◆北京現代アートをめぐる回想:芸術区の変遷を中心に
多田麻美
◆中国独立電影を振り返る
中山大樹
◆滲む国境
OKI
◆北京精釀啤酒(クラフトビール)攻略記二〇一五
濱田麻矢
◆康定人民飯店61号室:のんしゃらんチベット放浪記
武田雅哉
◆かくも長き中国駐在
井口淳子